インタビュー 2013/7/3(水)
来日スペシャルライブに2組4名様ご招待!

イギリス発の“it”イケメン、トム・オデールに注目!

13歳から曲作りを始め、本国イギリスではデビュー前にも関わらず、「ブリット・アワード2013」の批評家賞を受賞し、音楽的な評価はもちろん、そのルックスでも注目度MAXの“イケメン”シンガーソングライター、トム・オデール。この夏、フジロック・フェスティバルへの参戦も決定し、日本でもブレイク前夜の要注目“it”ボーイ、トムのインタビューをたっぷりお届け。さらに7月24日(水)に開催されるスペシャルライブに、エル・オンライン読者2組4名様をご招待。今すぐ応募を!

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「ある恋愛体験が曲作りのインスピレーションを与えてくれた」

―ツアーを始めてかなり経ちますが、ああいう極めてパーソナルな曲を、毎晩大勢の人の前で古傷を暴くようにして歌うのは、精神的に負担になりませんか?
ああ、確かにそういう部分もあるよね。特に初めてのツアーではそう感じることもよくあった。実際、エモーショナルな面で消耗させられるし、僕の曲はエモーショナル極まりない。ただ、これまでのライブ体験でひとつ悟ったことがあって、それぞれの曲を書いた時の気持ちを思い起こして、そこに自分の心を近づければ近づけるほど、パフォーマンスに説得力が加わるんだよね。だから消耗するとしても、それだけの価値はあると思う。僕は自分のパフォーマンスに全力を注いでいるわけだし、僕自身のためにも、オーディエンスのためにも、それくらいの犠牲を払っていいと思う。もっともっと心に訴えるはずだから。
 
―ピアノとの関係について伺います。7歳に弾き始めたそうですが、最初に触れた時から「これが自分の楽器だ!」というような魅力を感じたんでしょうか。
そうだね。記憶を遡ると、5歳か6歳の時におばあちゃんの家にあったピアノを見たのが、最初の出会いだったのかな。すっかり魅了されちゃって、以来ずっと「弾いてみたい!」という欲求を抱いていた。だって、ピアノって本当に興味深い楽器なんだよ。弦があって、それをハンマーで叩くことで音を奏でる――というとても複雑な構造で、かつ、途方もなく音に深みがある。本当に僕は惚れ込んでしまったんだ。それで、7歳くらいになってようやくピアノのレッスンを受けさせてもらえるようになって、11~12歳まで何年か続けたんだけど、そのうちにクラシカルな面には少し興味を失って、ポップ・ミュージックやロックンロールに目覚めた。ポップとロックにある自由に惹かれたんだよ。それで、ピアノで自分を表現する方法を見つけ出そうと試行錯誤を始めて、最終的にはソングライティングを通じてそれを実践するようになったのさ。
 
―じゃあ、ほかの楽器やスタイルに浮気したことはない?
ギターも弾けることは弾けるよ。ギターにも以前から興味はあった。でもピアノみたいには弾けない。ギターは苦手みたいなんだ(笑)。これまでも一向に上達しなかったしね。だから、ちゃんと演奏できるピアノのほうが圧倒的に楽しいんだ。
 
―これらの曲は、あなたの人生における特定の時期を題材にして書かれたもの?
そうだよ。限りなく自伝的なアルバムで、極めてパーソナルなアルバムなんだ。僕はこうしてソロのシンガー・ソングライターになる前はバンド活動をしていて、最終的になぜソロになったかと言うと、ある時期から僕は自分の人生体験を題材にしたすごくパーソナルな曲を書き始めて、音楽がどんどんパーソナルになったからなんだよね。だからこのアルバムも自伝的な内容で、過去数年間に僕の身に起きたことに根差している。具体的には、自分にとってすごくインパクトのあったひとつの恋愛体験が、大きなインスピレーションを与えてくれたよ。だからこれらの曲は全て僕自身の視線に貫かれていているんだ。
 
―先ほどもあなたの歌詞の赤裸々さに触れましたが、普段もエモーショナルでオープンな人間だと思う?
たぶん、曲に書くことでエモーショナルな面が強調されるんだと思う。普段の僕はそれほど、常に感情をさらけ出すタイプの人間じゃない。ただ、ロマンティシズムを備えた文学にすごく興味があるんだ。映画にしてもそうだね。特にアメリカ文学が好きで、インスパイアされる。例えばスコット・フィッツジェラルドだったり、チャールズ・ブコウスキーだったり、ジャック・ケルアックだったり。この辺の作家たちの文学作品に特有のドラマティックさが好きなんだ。

「イギリス発の“it”イケメン、トム・オデールに注目!」トップへ
  • トム・オデールの来日ショーケースイベントに2組4名様ご招待! 
     
    デビューアルバム発売を記念して、トム・オデールのライブパフォーマンスを日本で誰よりも早く体感できるショーケースイベントに、エル・オンライン読者2組4名様をご招待! 応募はツイッターから、「トム・オデールに聞いてみたい質問」をエル・オンラインのアカウント宛てにつぶやくだけ。今すぐ応募!
     
    開催日時/2013年7月24日(水) 18:20整列開始、19:00開演、20:00終了予定
    会場/都内某所 ※詳細は当選者の方のみにご案内 
    応募締切/2013年7月17日(水)23:59
    当選人数/2組4名
    当選発表/ツイッターのダイレクトメッセージにて詳細を当選者にご連絡、招待状の発送をもって代えさえていただきます。
     
    ★応募方法★
    1)エル・オンラインのツイッターアカウント @elle_online をフォロー。
    2)応募期間中に@elle_online 宛てに、ハッシュタグ#elletomodellを入れて、「トム・オデールに聞いてみたい質問」をつぶやく。
     
    ★応募資格★
    ・ツイッターアカウントを開設していること。
    @elle_online をフォローしていること。
    ・賞品発送先が日本国内であること。
    上記の条件を満たす方が対象になります。
     
    その他
    ・当選後の権利の譲渡・換金はできません。
    ・住所が不明・連絡不能・記載不備などの理由により賞品がお届けできない場合は、当選を無効とさせていただく場合があります。
    ・個人情報の取り扱いについては、弊社の「プライバシーポリシー」をご覧ください。

  • 『ロング・ウェイ・ダウン』
    国内盤 ¥2,310  2013年7月3日(水)発売
    ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
    http://www.sonymusic.co.jp/artist/tomodell/

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