インタビュー
2015/12/15(火)
「HEROES Reborn/ヒーローズ・リボーン」に大抜擢!

若手女優、祐真キキ。夢をつかむまでのアグレッシブな道のり

人気ドラマの5年ぶり新シリーズとなる「HEROES Reborn/ヒーローズ・リボーン」。新人ながら主要キャストのひとりに大抜擢され、日本のみならず世界からも注目を浴びる若手女優の祐真キキさんにインタビュー。アメリカと海外ドラマに憧れた学生時代、そして自らアグレッシブに動き、つかむべくして手に入れた本作出演への道のりとは?

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ハリウッドに憧れ、留学を決意した高校時代

ある日突然、超能力に目覚めた普通の人々が、困惑しながらも世界を襲う脅威のために能力を使うように……。そんな新たなヒーロー像にアメリカではもちろんのこと、日本でもブームを巻き起こしたドラマ「HEROES/ヒーローズ」。その続編となる「HEROES Reborn/ヒーローズ・リボーン」が、Huluで独占配信中だ。物語は、前シリーズのラストから5年後が舞台。一時は熱狂的に支持された能力者たちは、ある事件を機に敵視され、狩られる立場となっていた。かつてのヒーローたちは身を潜め、新たに能力に目覚めた人たちは狩られる恐怖におびえていた。
 
前シリーズではヒロ・ナカムラ役のマシ・オカさんがブレイクしたこの作品。今作でも日本人キャストとして、祐真キキさんが重要な役を演じていることが話題に。彼女にアメリカでの生活、キャリアについて話を聞いた。
 
「アメリカに行ったのは、学生時代からの憧れだったから」というキキさん。「中学生のころからハリウッド映画や海外ドラマをよく観ていたんです。当時は『ロズウェル/星の恋人たち』や『ラグナ・ビーチ』が流行っていたので、それを観ながら英語を勉強したりして。それで素直に『ドラマに出てみたいな』って思ったのが、アメリカに憧れたきっかけです。高校ではその思いはさらに強くなって、交換留学プログラムに参加してアメリカで留学生活を送りました。そのときに知り合った彼氏とは、帰国後も何年か遠距離恋愛が続いて、電話やSkypeを使って会話をしていたんですよ(笑)。でも、そのおかげで英語力をブラッシュアップできたんだと思います。やはり生きた英語をしゃべるのがいちばんですね」
 
英会話もアメリカも夢。海外に興味がないという若い世代が増えていると言われる昨今、とても珍しく映るが「私も私の友達も、みんな海外によく行ってますよ」と、ハリウッドで女優を目指すには非常にいい環境があった。
 
「留学は夢でしたから、本当はまるっと3年間アメリカの高校に行きたかったんですが、都合がつかなくて1年間。ちなみに、中学では成績はいいほうだったんですけど、高校は校風が自由すぎまして、全く成績が伸びず(笑)。英語特進クラスには属していたんですが、生徒の自主性に任せる学校だったから、私もどんどんと成績が落ちていって、母がすごく心配していましたね(笑)」

  • 祐真キキ(すけざね きき)/1989年、京都出身。高校在学中にアメリカに1年間留学。高校卒業後、アフリカのタンザニアでバックパッカーとして1カ月を過ごす。22歳で渡米。大小さまざまなオーディションを受け続け、その数は100回以上。2015年、「HEROES Reborn/ヒーローズ・リボーン」の主要キャラのひとりであるミコ役を獲得。今後の活躍が期待される若手女優のひとり。

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photo : Yusuke Miyake(P1~P2)  text : Masamichi Yoshihiro

  • 「HEROES Reborn/ヒーローズ・リボーン」
    超能力者たちと普通の人々が共存するようになった新たな世界。この二種類の人類を結ぶ平和サミットが開かれた会場で突如、爆破事故が発生。犯行を疑われた超能力者たちは世間から追われる身となり、世界中から姿を消した。彼らを犯人に仕立てた真犯人の本当の目的とは?
     
    Huluで独占配信中
    http://heroesreborn.jp/

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