『gifted/ギフテッド』天才子役マッケナ・グレイスが哀しみを込めた女優魂
現在日本公開中の『gifted/ギフテッド』で主演のクリス・エヴァンスを喰うほどの演技を見せつけた天才子役マッケナ・グレイス、11歳。母親が亡くなり、父からも見捨てられた少女の養父となった叔父が「何が親と子を定義するのか?」という永遠のテーマを突きつける物語。数学の天才児という難役をこなし、“次世代のナタリー・ポートマン”とも呼べるハリウッド最注目の若き才能に、ドラマ「フラーハウス」の日本ロケ最中、直撃した。
「ぬいぐるみでベッドをいっぱいにしないと寝られない」
―――数学の天才児の役でした。大人よりもはるかにIQが高く、普通の学校になじめない。あなたも天才。周りの子が幼く見えませんか?
M:そうね。こういう仕事をしているから、他の子と違うと知るときがある。でも、ときには私のほうがずっと幼いと感じるときもあるから、どっちとも言えないわ。今わたしはぬいぐるみでベッドをいっぱいにしないと寝られない。バービーも好きだし、ポケモンも大好き。毎日おもちゃに囲まれる時間をつくるの。そうすることで自分が子どもでいられるから。大きくなってもおもちゃで遊び続けているかもしれない(笑)。
―――バービーとポケモンだったらどっちが好き?
M:う~ん、それは明らかなんだけど言ってもいいのかしら? 断然ポケモン!
―――東京ではポケモンGOをやりました?
M:あなたまだやってるの⁉ 実はわたしもなの!!
―――あ、もうやめちゃったんですけど、日本限定のキャラもいるとか。
M:え、例えば?
―――名前まではちょっと憶えてない……。
M:(がっかりそうな顔)OK。自分で調べてみる!
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『gifted/ギフテッド』
『(500)日のサマー』でセンセーショナルなデビューを飾ったマーク・ウェブ監督が放つ複雑な家族ドラマ。あるきっかけで亡くなった姉に代わり、弟がひとり残された娘を養育するが彼女には特殊な才能が備わっていて……。主演は『キャプテン・アメリカ』シリーズのクリス・エヴァンス。彼を翻弄する姪っ子には、この作品で子役スターの座に上り詰め、2017年公開作だけでも4本に出演を果たしている大注目の新星マッケナ・グレイスを配し、オスカー女優のオクタヴィア・スペンサーも脇を固める新しいファミリー・ムービーに仕上げている。
監督:マーク・ウェブ『(500)日のサマー』『クレイマー・クレイマー』『アイ・アム・サム』
キャスト:クリス・エヴァンス、マッケナ・グレイス、ジェニー・スレイト、リンゼイ・ダンカン、オクタヴィア・スペンサー
公式サイト:http://gifted-movie.jp/