特集 2015/1/22(木)

第87回アカデミー賞、見どころ徹底解説!

現地時間1月15日(木)にノミネートが発表され、いよいよ2月22日(日)の授賞式を待つのみとなった第87回アカデミー賞。今年のオスカーの傾向&見どころを、授賞式までにレッツ予習!

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左上から時計回りに 『6才のボクが、大人になるまで。』『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』『博士と彼女のセオリー』『グランド・ブダペスト・ホテル』『アメリカン・スナイパー』『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』

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ノミネート作品は“実話もの”多し

ノミネートされた計8作品のうち、4作品が伝記映画もしくは実話ベースとなった作品賞。『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(4月公開)は実話ではないものの、かつてヒーロー役で人気を博した中年俳優が再起を図るというストーリーが主演マイケル・キートンの俳優人生に重なるなど、全体的にリアリティを感じさせる作品が多くノミネートされた模様。
 
そんなリアリティを最もユニークな形で表現しているのは、ゴールデン・グローブ賞ほか前哨戦で一歩リード中の『6才のボクが、大人になるまで。』(公開中)。「ビフォア」シリーズのリチャード・リンクレイター監督が、ひとりの少年が6歳から18歳に実際に成長するまでの12年間を同じキャストでリアルタイムで撮り続け、そのかつてない撮影手法で、映画史に残る画期的な作品とみなされていることは間違いなし。そのほかベネディクト・カンバーバッチが第二次大戦中にドイツ軍の暗号解読に挑んだ実在の数学者を演じる『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』(3月13日公開)、『バベル』のアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督が中年俳優の奮闘劇を描いた『バードマン~』(4月公開)、全米でクリント・イーストウッド監督作史上最高のオープニング興収を記録した『アメリカン・スナイパー』(2月21日公開)、ウェス・アンダーソン監督作『グランド・ブダペスト・ホテル』などが、今年の栄誉を狙う。
 
●作品賞ノミネート
『6才のボクが、大人になるまで。』
『グランド・ブダペスト・ホテル』
『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』
『博士と彼女のセオリー』
『アメリカン・スナイパー』
『Selma(原題)』
『セッション』

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