映画とテレビの狭間で2冠！

「恋するリベラーチェ」

★ミニシリーズ／テレビムービー部門作品賞
★同　男優賞　マイケル・ダグラス
 
大病を患い、復帰したマイケル・ダグラスが演じたのは、伝説のピアノマン、リベラーチェ。派手な衣装を身にまとい、小粋なショーで全米一稼ぐスターでもあった彼の、若い恋人との悲喜こもごもは、笑えると同時に、恋愛について考えさせる作品。同性愛者でありながら一生涯それを認めることができなかったピアニスト役に、セックス中毒を患っていたこともあるマイケルがトライした勇気、それだけで拍手もの。内容のせいで配給が決まらず、映画ではなく、テレビムービーになってしまったのは、監督のソダーバーグだけでなく、他のテレビ部門候補にとっても、ある意味不運だったかも……。

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