特集 2014/9/19(金)

ソフィア・コッポラに続け! 注目の次世代女子クリエイター

カルチャー女子の元祖、ソフィア・コッポラに続けとばかりに、次世代を担う女子クリエイターたちが映像やアートの世界で大活躍中。今からチェックしておいて損なしのガールクリエイターはこの7名!

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左からレナ・ダナム、グレタ・ガーウィグ、ライ・ルッソ・ヤング photo : Getty Images

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【新世代NY派】 合言葉は“リアルな女子像”!

いま最も勢いがある女子クリエイター、レナ・ダナムを筆頭に、その映像作家的なアプローチで“新世代NY派”と名付けたい3名をマストチェック。キラキラ感や憧れを内包した既存の“ガールズムービー”とは180度異なる、リアルな女子像を表現、発信するのが信条。現代アメリカの20代が抱える悩みや葛藤、性をむき出しに描き、同世代から圧倒的な支持をゲット! 
 
●レナ・ダナム(28歳・米NY出身)
NYに暮らす20代女子たちの日常を赤裸々に描いた人気ドラマ「GIRLS/ガールズ」(10月、スターチャンネルで日本独占初放送)で、同世代女子の圧倒的な共感を得ているレナ・ダナム。このドラマでレナはヒロインのハンナを演じるほか、企画、監督、脚本、製作総指揮までこなし、弱冠28歳の最旬女子クリエイターとしてその発言が社会的にも注目される存在に。父親が画家、母親が写真家というアーティスト一家に育ったレナは生まれも育ちもNY。まさに新世代のNY派を代表する存在といえそう。
 
注目作:「GIRLS/ガールズ」
 
●グレタ・ガーウィグ(31歳・米カリフォルニア出身)
ブルックリンを舞台に夢を追う女子の奮闘劇を描いた『フランシス・ハ』(公開中)で主演・共同脚本をこなしているグレタ・ガーウィグ。女優としてハリウッド大作にも出演するかたわら、“インディ映画の女王”と呼ばれ、アーティな低予算映画で存在感を発揮。もともと脚本家志望だったグレタは『Nights and Weekends(原題)』では監督デビュー済みという才女で、今年は舞台女優デビューも果たし好評価。さらに今年終了した人気ドラマ「ママと恋に落ちるまで」のスピンオフ作品「How I Met Your Dad(原題)」で主役を演じることも決定! しかも製作・脚本まで兼ねるというから、今後ますます目が離せなくなることは間違いなし。
 
注目作:『フランシス・ハ』
 
●ライ・ルッソ・ヤング(32歳・米NY出身)
まだ日本では認知度が高くないものの、2012年の監督作『Nobody Walks(原題)』ではレナ・ダナムと共同脚本を手がけ、サンダンス映画祭に出品。映画畑で現代アメリカの若い女子像を描き続けているライ・ルッソ・ヤング。グレタ・ガーウィグとともに、低予算かつ自然な会話劇を重視した“マンブルコア”と呼ばれる、’00年代以降のインディペンデント映画の潮流に乗るクリエイターのひとり。ライ自身もNY出身で、時期は異なるもののレナ・ダナムと同じ高校、同じ大学(オーバリン大学)を卒業。
 
注目作:『Nobody Walks(原題)』

  • 「GIRLS/ガールズ」
    出演/レナ・ダナム、アリソン・ウィリアムズ、ジェマイマ・カーク、ゾーシャ・マメット
    2014年10月15日(水)より、映画専門スターチャンネル(BS10ch)で日本独占初放送!
    http://www.star-ch.jp/girls/
     
    (c) 2014 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO(R) and related channels and service marks are the property of Home Box Office, Inc.

  • 『フランシス・ハ』
    監督/ノア・バームバック
    出演/グレタ・ガーウィグ、ミッキー・サムナー
    配給/エスパース・サロウ
    公式サイト/http://francesha-movie.net/
    公開中
     
    (C)Pine District, LLC.

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