対決4.裁判
兄・ベン
裁判所とは縁がないものの、ナニー騒動の時はゴシップを書き立てた雑誌やサイトに対して弁護士を通じて「訴えてやる」とアピール。噂は事実なので、裁判なんかになったらベンが赤っ恥をかくだけだけどね。彼くらいのスターになると訴えるよりも人脈を使うのが常套手段。例えばPBSの人気番組『Finding Your Roots』に出演したのはいいけれど祖先が奴隷を所有していたと知られたくないと考えたベンは、番組プロデューサーに直接メールで編集し直しを依頼。ソニーのハッキング被害の際にこれらのメールが流出し、シリーズそのものが放送延期となる事態に発展!? はた迷惑な話だわ。ちなみにPBSは12歳のベンが初出演した教育番組を放映したTV局で、恩があるはずなのにね。
弟・ケイシー
『容疑者ホアキン・フェニックス』公開直前の2010年7月、製作に関わった女性スタッフふたりからセクハラで訴えられ、200万ドル強の損害賠償金を求められたケイシー。当人は疑惑を全否定し、「(訴えは)公開を邪魔するためのものだ」とメディアにアピールしたものの、これはまったくの嘘。インディーズ映画のスタッフとはいえ、映画が公開されないことは女性たちの得にならないのだから。もちろん当時のケイシーはスターじゃないので、訴訟自体もさほど話題にならず。被害者の要求通りに和解金を支払って口封じしたけど、オスカー候補になったことから蒸し返されるハメに。「セクハラ男にオスカーはふさわしくない」と声を上げる女優も続々!
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被害女性のことを考えると、圧倒的にケイシーのほうが罪が重い!
Text : Peaches
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- セレブウォッチャー・ピーチズ/セレブゴシップ命の映画ライター。365日24時間体制(!?)でジューシィな最新ネタをパトロール中!