発端はハーヴェイ・ワインスタイン、業界にのさばる“汚物”
10月、『ニューヨーク・タイムズ』紙がスクープした、超大物映画プロデューサー ハーヴェイ・ワインスタインの長年におよぶ卑劣なセクハラ行為。ハリウッドを中心に世界を激震させたこの事件をきっかけに、多くの被害者が沈黙を破って声をあげ、ケヴィン・スペイシーやウディ・アレン、テリー・リチャードソンらそのほかのセクハラ加害者が次々と明らかに。ハッシュタグ「#MeToo」が社会現象となり、『タイム』誌はセクハラを告発した人々を今年の顔として選出した。ユマ・サーマンなどはこれから大きな告発を控えているようだし、この一連の騒動、まだまだ続きがありそう。
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