メリル・ストリープ
今や無敵に見えるメリル・ストリープも、かつて『激流』(1994)の撮影中に災難に遭っている。当日は18時間も撮影が続いており、現場の疲労もピークに達していたが、カーティス・ハンソン監督はもうワンテイクを希望。くたくたのメリルは異議を唱えたものの撮影は結局続けられ、案の定メリルはボートから冷たい激流に投げ出され溺れてしまった。ライフジャケットと共演者ケヴィン・ベーコンのおかげでなんとか助けられた彼女は、その後監督に「もし次に私が『これはできない』と言ったら、私を信じるべきじゃないかしら?」と言ったのだとか。これぞメリル!