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世界でもっともビジネスに適した親日国家、シンガポール
すべてのインフラが日本以上に完備され、国民全体の生活水準が平均的に高いシンガポールは、治安の良さと政治の安定性もあって、移住先としての人気ナンバーワン。個人の資産に対しては相続税・贈与税がないので、特に預金や不動産を多く所有する富裕層にとっては最高の国。ビジネスを展開しようとしている人にとっては、法人税がとても安いことでも有名。住居費・生活費が高い、という欠点はありつつも、アジアのハブとして拠点をシンガポールに置く多国籍企業は多く、その数はなんと7000社以上。日本企業も多数進出していて日本人コミュニティも存在するため、英語が苦手な人でもそこまで苦労しない、というのも人気の秘密かも。
Text: Tomoko Nourry
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参考:HSBC「Expat Explorer Survey 2016」、The Independent「The 16 best countries for expats to live in」
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Tomoko Nourry/フリーランスライター。雑誌編集者を経て、2016年より海外へ。事実婚関係のフランス人の夫とともにこの春から南仏へ移住。