2045年に職が奪われる!? 将来ロボットにとって代わられない仕事10
人工知能が人間の能力を超えるシンギュラリティ(技術的特異点)が訪れるとされる2045年。果たして、これまで人間しかできなかったことがロボットもできるようになったら、仕事は奪われてしまうのか?
世間で問題視されがちな人工知能が人間の能力を超える“シンギュラリティ”問題。近年では、「ソフトバンク」の“ペッパー”や「マイクロソフト」の“りんな”の登場など、これまで一部開発者やビジネスのなかでしか関わることのできなかったロボットやAIが、より身近なものとして生活で存在感を発揮。2016年に公開された米映画『エクス・マキナ』では、人間とAIの間で繰り広げられる心理サスペンスを通して、テクノロジーの進化に対する見えない恐怖を描きヒットを記録。人間の知性や理性、感性までも人工知能が理解、人間の思考レベルでは到底イメージできない答えを導き出すことも現実社会で可能になってきた今、ひとりひとり、未来設計をするうえではテクノロジーとの共存は切っても切り離せない事実である。果たしてそれは、人類にとっての発展か、それとも悪夢か。
今回は、そんな未来を考えるべく『明日、機械がヒトになる』でテクノロジーの最前線をレポートし、今後のAIと人間の行方について書いた小説家の海猫沢めろんさんが“将来ロボットにとって代わられない仕事”をランキングを予測。また、2045年に訪れる“ロボットとの共存社会”で人間として必要になる能力を、最先端のロボットを開発する科学者、林要さんと石黒浩さんが解説。果たして、新しい現実に対応する新しい方法とは……?
Photo: Aflo