2018年グラミー賞 必見ハイライトを最速レポート!
2018/01/29(月)
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セクハラと戦ってきたケシャ、歌で「Me Too」を表明

プロデューサーのドクター・ルークからのセクハラやパワハラを受けてきたケシャ。現在も彼との裁判は続いている。今回の授賞式ではアメリカエンタメ界で盛り上がる「Me Too」や「Time's Up」のムーブメントを受け、歌で「Me Too」を表明。真っ白いスーツでステージに登場したケシャが歌ったのは「Prey」。ドクター・ルークとのセクハラを告発した後に制作したこの曲は「I'm proud of who I am/ No more monsters, I can breathe again(私は自分を誇りに思う。もう怪物はいない、また息ができるわ)」「And I don't need you, I found a strength I've never known(あなたのことはもう必要ない。気がついていなかった強さもわかった)」とサバイバーの気持ちを歌っている。ちなみに今回最優秀ポップソロパフォーマンス賞にもノミネートされていた。

惜しくも受賞は逃したものの、セクハラに立ち向かう姿勢を貫き続けてきたケシャの力強いパフォーマンスに会場に集まったセレブも大喝采! また一緒にステージに登場し共に歌ったシンディ・ローパーやカミラ・カベロ、ジュリア・マイケルズも彼女をハグして賞賛した。客席にいた女優のヘイリー・スタインフェルドは思わず涙!

   

photo : Getty Images, AFLO  text: Yoko Nagasaka

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