2018年グラミー賞 必見ハイライトを最速レポート!
2018/01/29(月)
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ヒラリー・クリントンがトランプ大統領批判にゲスト出演!

現在のエンタメ界はセクハラ撲滅運動で盛り上がっているけれど、ドナルド・トランプ大統領への批判的メッセージもたくさん。トランプ大統領をからかうビデオに、意外な人物が登場!

実はグラミー賞には優れたオーディオブックや朗読アルバムを選ぶ、最優秀スポークンワード賞という部門が。これまでジョン・F・ケネディを始めビル・クリントンやバラク・オバマ、アル・ゴアなどたくさんの政治家たちが自分たちの本の朗読で受賞している。

「我々の今の大統領は賞を取るのが大好きだ。来年の候補になるかもしれないのは彼にとっていいニュースだ。でも問題は誰がオーディオブックを朗読するのか、ということ」と司会のジェームズ・コーデンがトランプ大統領をからかい始めると、ステージにはフェイクのオーディションシーンの映像が登場! 映像に登場したのはジョン・レジェンド。なんと読んでいるのはトランプ大統領の著作……ではなく彼に関する暴露本『Fire and Fury』! 「トランプ大統領は本も何も読まない。世界各国とのリーダーとの会談の間で、退屈だからと言って席を立ってしまう」というパートを音読してみせた。するとコーデンが登場。「カット! なめらかに読みすぎ。それではうまくいかない」。

次にシェールとスヌープ・ドッグが登場。それぞれ「彼は『Just For Men』という名前のヘアカラーを使ってる。時間を置けば置くほど、落ち着いた色になる。だから彼の髪がオレンジなのは彼に忍耐力がないことの表れ」「トランプ大統領は自分の就任式が楽しめなかった。スターたちが彼をからかうおうとしていることに傷ついていた」とトランプ大統領には屈辱的なパートを朗読! 続いてカーディ・Bはトランプ大統領がチーズバーガーをベッドの中で食べているという暴露部分を読んだ後「どうして私、こんな下らないものを読んでるわけ?」。

 

courtesy of The Washington Post

そして最後に登場したのはなんとヒラリー・クリントン! 「彼は毒を盛られるのをずっと恐れていた」「マクドナルドで食事をするのを好むのは、彼が来ることを誰も知らないから。事前に食べ物が準備されているから」。彼女がこう読み上げると、コーデンは大絶賛。「彼女が合格だ」。そう言われたヒラリーは「そう思う? 私グラミー賞がもらえるの?」と大喜び!

VTRとはいえ、ヒラリーまで引っ張り出してからかうあたり、昨年に続いてグラミーの反トランプは徹底的。

photo : Getty Images, AFLO  text: Yoko Nagasaka

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