特集 2015/7/24(金)

勝手に流行語大賞! 2015年上半期、セレブゴシップ座談会

この上半期もニュースが盛りだくさんだったセレブ界。そこで、日々セレブゴシップをパトロールしているエル・オンラインのデイリーゴシップ担当ライターの長坂陽子さん、カルチャー担当エディター2名で座談会を実施。年末を待たずに、2015年上半期の流行語大賞を勝手に選出! 

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ブレイク・ライブリー&ライアン・レイノルズ(写真上)、ブラッドレイ・クーパー&レネー・ゼルウィガー(写真左下)、ケイト・ボスワース&アレキサンダー・スカルスガルド(写真右下)

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【勝手に流行語その1】

プロ彼氏

エディターK(以下K):最近、特にヒット作はないんだけど、いつの間にか有名になってる俳優が多い気がするんです。よくよく注目してみると、彼らって歴代彼女がすごい。最たる例がブレイク・ライブリーの夫、ライアン・レイノルズ。ブレイクの前はスカーレット・ヨハンソンですけど、名のある女優と付き合って、彼女が変わるたびにキャリアアップしていく、典型的な“プロ彼氏”。彼らが“プロ彼女”と違うのは、「○○の夫」「○○の彼氏」と言われても自分の主体性を失わないようにしてるところ。あくまで自分のキャリアのために、コンスタントに女性を利用するところが特徴的。だから絶対に専業主夫にはならない。 
 
エディターM(以下M):確かにライアンって、ブレイクと付き合ってから、いきなり大作の主演作が増えてるんですよ。
 
長坂さん(以下N):ずっとスカーレットの夫、ブレイクの夫、って枕詞がついてますよね。
 
K:これまでに“プロ彼女”ってわんさかいて、男の“プロ彼氏”は目立たなかったけど、振り返れば、ベン・アフレックもそう。グウィネス・パルトロウ、ジェニファー・ロペス、ジェニファー・ガーナーと、自分の仕事を成功させるために彼女を利用して、ちゃんと花開いてる。そういう意味で、ベンは“プロプロ彼氏”。ライアンは女性を利用してるけど、まだ“セミプロ彼氏”レベル。
 
M:ブラッドレイ・クーパーも、ちょっと似たニオイがします。 “イケメンのドラマ俳優”から、あまたの女優たちと浮名を流して世間に名を広めて、気付いたらアカデミー賞にもノミネートされるまでに。
 
N:歴代彼女がすごいですしね。ジェニファー・アニストンと付き合って、レネー・ゼルウィガーとは婚約寸前までいって。
 
K:ゾーイ・サルダナを振って彼女を立ち直れなくなるほどにして、そこからスキ・ウォーターハウスにいったんですもん。あと、アレクサ・チャンと交際中のアレキサンダー・スカルスガルドもプロ彼氏のニオイがプンプンしますよ。ケイト・ボスワースと付き合ってましたけど、きっとケイトがプロデューサーを紹介したりしてたんじゃないかと思います。歴代彼女はアマンダ・サイフリッド、エヴァン・レイチェル・ウッド、エレン・ペイジ、ケイティ・ホームズまで!
 
N:テイラー・スウィフトやキャメロン・ディアス、シャーリーズ・セロンとも噂がありましたね。彼もかっこいいけど代表作がないですよね。ドラマ「トゥルーブラッド」のイメージぐらい。
 
K:地味にいろいろ出てるんですけどね。彼って父親が有名俳優(ステラン・スカルスガルド)だから、デビュー時は「ステランの息子」、そのあとは「○○の彼氏」って呼ばれ方をされて。ちなみに“プロ彼氏”の共通点としては、「彼女のことを大事にしてそう」に見せるのがうまい。
 
N:ライアン・レイノルズも口を開けば奥さんがどうとか、子どもがどうとか。
 
M:よくしゃべりますよね。ペラペラペラペラ、軽いんです(笑)。それでふたりの需要と供給が一致してればいいんですけど。
 
K:ライアンってすごく優しいんですって。あの大女優、ヘレン・ミレンが絶賛するほど。 でもライアンは、しゃべる必要がないことまで暴露することで、実はブレイクの足を引っ張ってるんですよ。
 
N:ライアンってブレイクに捨てられたら終わりという感じが。
 
M:大丈夫ですよ、そうなってもすぐにまた次を見つけますから(笑)。ところで、“プロ彼氏”の見極め方ってあるんですかね。
 
K:みんなに平等に優しいとか、逆にみんなに平等に失礼とかじゃないですか。心がないから。あと恋愛に主体性がないんです。自分にしか興味がないから攻撃性もないし、自分というものがない。でも、本人は意図してないように見えるんですよ。「好き」って言ってくれる人がわんさかいて、選ぶ基準が「自分に役立つかどうか」だから。

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photo : Getty Images, AFLO

  • 長坂陽子/エル・オンラインのデイリーゴシップ担当ライター。 『天使が消えた街』(9月公開)など、本格的に女優デビューしているカーラ・デルヴィーニュの演技のうまさにびっくり。エマ・ロバーツ&リア・ミシェル、アリアナ・グランデなどガールズセレブが大量出演している学園ホラードラマ『Scream Queens』の日本公開が今から楽しみ!
     
    エディターK/ファッション&カルチャー担当エディター。 映画『キングスマン』(9月公開)で、主役を食うほどの存在感を発揮したイギリスの若手、タロン・エガートンに大注目! 海外ドラマは「ナイトメア~血塗られた秘密~」と、今更ながら「スキャンダル 託された秘密」にハマり中。
     
    エディターM/カルチャー担当エディター。普段はドラマ系の映画が好みながら、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の“アトラクション感”に大興奮! 気になる二世セレブは、ゴシップを賑わせながら俳優業にも進出中のパトリック・シュワルツェネッガー。 

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