すきま風が吹いたダイアナ妃の結婚生活

イギリス王室の人気を語るうえで欠かせない存在なのが、ウィリアム王子の実母であるダイアナ妃。チャールズ皇太子と離婚をし、王室を去ってからも人気が衰えず、国民の関心を一身に集めたゆえに命を落とすことになりました。
 
元王妃でありながら、その死に国民は悲しみ、死後もなお愛され続けています。彼女は貴族出身で、フィニッシングスクール（花嫁学校）に通ったりしつつ、20歳のときに32歳のチャールズ皇太子と結婚をした典型的な貴族婚。しかも夫となったチャールズ皇太子が、姉と交際していたことで知り合っていたという経緯あり。
 
まだまだ若く、世間知らずであることで、チャールズ皇太子との会話は弾まないし、経験の少なさからイギリス国民の前に出ることも不慣れ。年上の夫に支えてもらいたいところ、生まれつき皇子であるチャールズにはその心労が理解されなかったようで、心の隙間は広がるばかり。
 
ダイアナ妃は花星人なので、とても寂しがり屋。理想の結婚とは程遠かったのではないでしょうか？　そしてチャールズ皇太子は雨星人。雨が花にとって恵みの雨となるのですが、水が掴めないように、掴みどころのない存在。
 
しかも、チャールズ皇太子の浮気相手は、ダイアナ妃とはまったくキャラの違う、年上の人妻、カミラ夫人。カミラ夫人はキャンドル星人で、花星人にとって近づきすぎるとドライフラワーになってしおれてしまう危険な組み合わせ。実際に、カミラ夫人は人妻でありながら、堂々とチャールズ皇太子に会っていたので、ダイアナ妃が人間不信に陥る原因のひとつにもなったとか。
 
カミラ夫人とチャールズ皇太子は、水と火が正反対であるため、お互いがもっていない魅力に惹かれあう運命的な組み合わせです。
 
しかし、そんなすきま風が吹く結婚生活のなかでもダイアナ妃は、生まれつきのアイドル花星人らしく、ダイアナカットという髪型やファッションが世界的に流行するほど、人気者になっていくのです。