セレブコラム
2017/05/19(金)
立田敦子のセレブBUZZ/『20センチュリー・ウーマン』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』

サントラが買い! 音楽が秀逸な初夏公開ムービー

『シング』、『ラ・ラ・ランド』、『美女と野獣』。今年に入ってからも、誰でも歌い出したくなるような“音楽のいい映画”のヒットが続いている。そこで5月から6月にかけて、70年代、80年代のロックやポップスを使った公開される2本の映画をご紹介。

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期待値高し! の『ガーディアンズ~』は続編でさらにパワーアップ

 

選曲のセンスのよさで“サントラの王”となりつつあるのがジェームス・ガン監督だ。2014年の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』でメインテーマとして使用したブルース・ウェードの1970年のヒット曲「ウガ・チャカ」はリバイバルヒット。サントラ『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:最強 Mix Vol.1』は全世界で250万枚の大ヒットとなり、グラミー賞の最優秀サントラ部門にもノミネートされた。アイアンマンやスパイダーマンなどと比べるとマーベル・コミックス中でも有名とはいえな、銀河の“ならず者”たちが主人公の『ガーディアンズ〜』が世界的にヒットしたのもこのサントラによるところも大きいだろう。
 
で、その続編が『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』。前作でチームアップしたピーター・クイル/スター・ロード(クリス・プラット)率いるガーディアンズのメンバーだが、今回は絶対絶命の危機をピーターの父親だという男に救われるが、果たして……というストーリー。
 
前作が前作なだけに、サントラへの期待値は高く、予告編で使用された70年代のグラム・ロックグループ、SWEETの「フォックス・オン・ザ・ラン」は映画公開を前にすでにリバイバルヒット(映画中は未使用)。実際、映画中には、チープ・トリックの76年のヒット曲「サンダー」、同じく76年のシルヴァーの「恋のバンシャガラン」、ジョージ・ハリソンが70年にリリースした「マイ・スウィート・ロード」など70年代のヒット曲を中心にキャッチーな曲がずらり。映画は全米で前作の50%増のヒットということだけれど、こちらもヒット間違いなし!
 
ちなみに、これらのサントラは“病で亡くなった母がピーターに残した、お気に入りの曲を編集したテープ“という設定。ピーターは、初代のウォークマン(懐かしい!)でそれをいつも聴いています。まさに音楽は、思い出と共に!

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Text: Atsuko Tatsuta

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