世界のファンが集結! 「スター・ウォーズ・セレブレーション2016」in ロンドンをレポート
ルーカスフィルム主催によるファンのためのイベント「スター・ウォーズ・セレブレーション2016」(7月15~17日)がロンドンで開催。2015年の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』公開を記念してWEB上で展開された「ウィキア スター・ウォーズ ファッション・チャレンジ」でELLE賞を獲得したクリスティーナ・桃子・ハントさんと共に参加した立田敦子さんがレポート!
『ローグ・ワン』のキャストが続々登壇!
さて、初日16時から始まった『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のパネル。司会は、なんと『フォースの覚醒』でキャプテン・ファズマを演じたグウェンドリン・クリスティーです! なにからなにまでSW一色なのがこの「SWCE」のいいところ。
監督のギャレス・エドワーズ、プロデュサーでルーカスフィルム社長のキャスリーン・ケネディらスタッフに続き、名前がシークレットとなっていたキャストが登壇。反乱軍の秘密任務の中心となるヒロイン、ジン・アーソを演じるフェリシティ・ジョーンズ、ジンの父親で科学者のギャレン・アーソ役のマッツ・ミケルセンほか、ディエゴ・ルナ、ドニー・イェン、チアン・ウェン、フォレスト・ウィテカー、リズ・アーメッド、アラン・テュディック、そして最後には悪役オーソン・クレニック役のベン・メンデルソーンは、一人だけ衣装で、しかも劇中でも彼が率いる黒の軍団「デス・トルーパー」を従えて登場。
4000人のファンで埋め尽くされた会場は、一気にテンションMAXに! 会場では、クリスティーによる、スタッフ、キャストに対するミニインタビューが行われましたが、製作が極秘で進められることで知られるSWシリーズだけに、用心深く自分のキャラクターについて説明していました。ハプニングが起きたのは、無鉄砲な反乱軍の戦士ベイズ・マルバスを演じた中国人の大物俳優チアン・ウェンのインタビューのときのこと。盲目の僧侶で反乱軍の戦士を演じる香港のスター、ドニー・イェンが演じるチラート・イムゥエに関する重大なネタバレをポロリ。ドニー・イェン、司会のクリスティーが慌ててとりなすという一幕もありました。
パネルでは、『ローグ・ワン』の約2分間のメイキング映像も披露されましたが、この作品で初登場する南の島風の惑星スカリフ(SCARIF)で激しい戦闘が行われるシーンが映し出されました。これまでのSWシリーズにはない、リアルな映像に会場内では大きなどよめきが。
ちなみに、このパネルの模様は、インターネットで同時配信されていたのだけれど、中継が終わった後に、会場に来たファンのためだけにもうひとつ特別映像がサプライズ上映されました。その最後には、『ローグ・ワン』に登場するといわれていたダース・ベイダーのシルエットと独特の息音が! 徹夜してまで並んだファンも、これには大満足。
「子どもの頃から『スター・ウォーズ』の大ファンでしたが、成長するにつれ、その独自のファッションがより楽しく感じられるようになってきました。『ローグ・ワン』の映像もファッションに注目して見ていたのですが、惑星スカリフに適したスタイルになっていたりと、今までのシリーズにはないファッションが興味深かったです。また、会場の出口では『ローグ・ワン』のポスターもプレゼント。朝8時から並んだ甲斐がありました!」(クリスティーナ・桃子・ハントさん)
text : Atsuko Tatsuta
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