輝かしいキャリアから奇行続きへ
【下落】シャイア・ラブーフ
家計を支えるために子役からショービズ界入りしたシャイア。ディズニーの「おとぼけスティーブンス一家」で人気キッズスターに躍進し、『穴/HOLES』で映画進出した後はスピルバーグ監督とマイケル・ベイ監督に見初められ、ドリームワークス作品や『トランスフォーマー』シリーズ主演、ミュージックビデオで監督デビューと、若き映画人として輝いていた。その順調な道のりに影が差し始めた原因は、強すぎる自意識(勘違いともいう)? 監督した短編映画がコミック作家ダニエル・クロウズのパクリと指摘され、空中に文字を書くスカイライティングで公開謝罪したつもりになったあたりから雲行きが怪しくなり……。ベルリン映画祭のレッドカーペットに紙袋をかぶって登場し、その姿でLAのギャラリーで個展を行ったのもすべて底の浅いパフォーミングアートとディスられる始末。アーティスト気取りが鼻につく? 短気すぎるせいか10代のころから警察沙汰を何度も起こしているのも人気下落につながり、それがまた本人の苛立ちにつながるという悪循環。これ、断ち切れるの?
Text : Peaches
-
- セレブウォッチャー・ピーチズ/セレブゴシップ命の映画ライター。365日24時間体制(!?)でジューシィな最新ネタをパトロール中!