どん底からA級スターに返り咲き!
【上昇】ロバート・ダウニー・Jr.
80年代に登場したYA(ヤングアダルト)スターのなかでは頭一つ抜けた才能の持ち主とハリウッド中が認めていたダウニー・Jr.。『チャーリー』で英国アカデミー賞(BAFTA)主演男優賞に輝き、アカデミー賞候補にもなったけれど……。子どもの頃から薬物に溺れた結果、薬物所持で逮捕されること複数回。刑務所で服役し、リハビリ施設に入所した後もまったく更正できず、コカイン所持や銃の不法所持での逮捕が続いた。ハリウッドでは“リスキーな役者”とみなされ、ダウニー・Jr.を起用したがるプロデューサーや監督は激減。たとえいたとしても高額な保険金が支払えないので起用できない状態だったけれど、『エア★アメリカ』で共演以来の友人メル・ギブソンが男気を発揮し、保険金を肩代わりして主演作『歌う大捜査線』に彼を起用。この演技が好評で、『ゴシカ』出演の道が開け、出会ったのが美人プロデューサーのスーザン・レヴィン。彼女との交際を機にダウニー・Jr.は心身ともに安定し、『アイアンマン』後はA級スターとして君臨!
Text : Peaches
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- セレブウォッチャー・ピーチズ/セレブゴシップ命の映画ライター。365日24時間体制(!?)でジューシィな最新ネタをパトロール中!