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鉄道好きが高じて発明へ！

ニール・ヤング

ニールが趣味と実益を兼ねて発明したのが、“鉄道模型コントローラー”。ギターを手にするより前から鉄道模型マニアでもあった彼は、自宅敷地内に280平方メートルもの鉄道模型専用家屋を所有していて、屋内には鉄道モデルや線路がぎっしり。脳性小児麻痺児として生まれたふたりの息子たちも幼いころから鉄道モデルが大好きなので、父子で同じ楽しみを共有するためにワイヤレスのコントローラーを発明。身体機能が限られた息子たちがちょっとした動作で鉄道モデルを始動させられるというすぐれ物。すぐに特許申請し、自身も株主を務める鉄道モデル会社ライオネルで商品化している。ニールはまたミュージシャンとしての才能を生かし、ライオネル社製品の鉄道モデルの音響をよりリアルなものへと進化させることにも成功。息子（と鉄道モデル）を愛する父の愛が伝わる発明だ。