>
<

3/4

歌だけで物語を“語る”のがポイント

ミュージカルは、もちろん歌が重要で、スーザン・ボイルのブレイクでさらに有名になった『夢やぶれて』(フォンテーヌが歌う)を始め、『レミゼ』ファンでなくても耳馴染みのある名曲が盛りだくさんだが、映画版はセリフをほとんど排除し、歌だけで物語を“語る”のがポイント。舞台と違いクローズアップで俳優の表情を見せられる映画ならではの、ドラマチックな語り口を強調するのが狙い。
 
実際に、ラッセル・クロウなどは歌の上手さだけでは表現できない、スターならではの存在感でスクリーンを圧倒している。一方で、舞台版で初代バルジャンを演じたコルム・ウィルキンソンが司祭役で登場し、変わらぬ美声で聴かせるなど、映画スターと舞台俳優の見事なコラボレーションも見どころのひとつ。

  • 『レ・ミゼラブル』(Les Miserables)
     
    監督/トム・フーパー
    出演/ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、アン・ハサウェイ、アマンダ・サイフリッド
    配給/東宝東和
    公式サイト/http://www.lesmiserables-movie.jp/
     
    2012年12月21日(金)~、TOHOシネマズ 日劇他、全国ロードショー!

「豪華スター俳優が、歌と演技で魅せる一大エンタテインメント!」トップへ

text : Atsuko Tatsuta
(C)Universal Pictures

SHARE THIS ARTICLES

前の記事へセレブコラム一覧へ次の記事へ

CONNECT WITH ELLE

エル・メール(無料)

メールアドレスを入力してください

ご登録ありがとうございました。

ELLE CLUB

ようこそゲストさん

ELLE CLUB

ようこそゲストさん
ログアウト