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「体の中にも良質オイル」で、老けない体質づくりを
カロリーが高いから太る、と誤解され、とかく悪者にされがちな油分。けれど、リノール酸とα-リノレン酸は、肌の潤いを保つ保湿成分やセラミド、血管や筋肉、女性ホルモンを形成するなど、美と若さの要となる重要な成分。体内で合成することができないため、進んで摂らなければ不足してしまう。特にリノール酸は、紅花油やコーン油などに含まれるオメガ6とオメガ3のバランスが肝心。1:2~4が理想とされるが、通常ではオメガ3が不足しやすい。
この理想のバランスをもつのが、巴馬火麻油を使った“オメガポイント”だ。また、オメガ3を豊富に含む亜麻仁油にショウガエキスを配合した“リンシード オイル ジンジャー”は、冬にぴったり。亜麻仁油とエゴマ油というオメガ3を含んだ油に、ビタミンEなどの美容成分を含む10種類のオイルをブレンドした「ニールズヤード レメディーズ」の“オーガニック ビューティ オイル”もおすすめ。そのままで、あるいはサラダやパスタに加えて積極的に摂取しよう。
photo:Masaki Ogawa
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倉田真由美/美容ジャーナリスト
女性誌編集部、編集プロダクションを経て、1987年よりフリーランス に。現在は『エル・ジャポ ン』『フィガロ・ジャポン』『美的』『エクラ』『クロワッサン』をはじめとする女性誌の美容ページや、新聞のコラム執筆、美容にまつわるトークショーな ど、幅広い分野で活躍中。近書に、『しあわせ美人のつくりかた』(ぶんか社刊)がある。