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ダメージを修復したり、肌温度を保ったり……の万能選手!
荒波立つドーバー海峡を遠泳で横断しようとする人々が、事前準備として行なうことのひとつに、全身にバーム状のクリームを塗る、という行為がある。肌表面に油膜をつくることで、体温の低下を防ぐためだ。実は、私たちの体の深部体温は37度前後、皮膚の表面温度は36~40度にあると、もっとも活性が高まる。なのに、冬の肌温度は、理想の温度より10度以上低くなることも……。
天然エモリエント成分を80%も配合した「Koh Gen Do」のバームや、オーガニック栽培のカミツレエキスをたっぷり配合した「華密恋」のバームは、顔はもちろん、ボディや肘など、子供から大人、男性まで臆せず使えるのが魅力。モロッコのサボテン種子から搾ったオイルを98%以上使用した「ローズ ド マラケシュ」の“「ヴァレ ド ローズ セラム”は、化粧品というより“美肌のお薬”みたいな存在。肌荒れや唇の荒れ、切り傷などにもつけたい。
photo:Masaki Ogawa
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倉田真由美/美容ジャーナリスト
女性誌編集部、編集プロダクションを経て、1987年よりフリーランス に。現在は『エル・ジャポ ン』『フィガロ・ジャポン』『美的』『エクラ』『クロワッサン』をはじめとする女性誌の美容ページや、新聞のコラム執筆、美容にまつわるトークショーな ど、幅広い分野で活躍中。近書に、『しあわせ美人のつくりかた』(ぶんか社刊)がある。