就寝中こそ、老化サインを食い止めるリッチコスメが効く!
同じ肌でも、昼と夜では状態が大きく異なる。昼に対し夜の肌は、血流や代謝が盛んになるぶん、肌表面のバリア機能が弱まり、水分の蒸散量が大幅に増える。いうなれば、かなり無防備な状態になっている。もし朝起きて肌が乾燥している……と感じるなら、それは夜のお手入れが不足しているという証拠。当然、新しい細胞の再生やダメージの修復にも支障をきたしているから、就寝中にエイジングが進んでいるという恐ろしい可能性も!? 夜のお手入れは、肌にエネルギーを惜しみなく与え、細胞の再生とダメージの修復をサポートすべき。また、この季節、乳液やクリームをは絶対不可欠! 肌表面に油性のバリア膜をつくって水分の蒸散を防いで、肌内部の本来の働きが、きちんと行われるようにしよう。夜は肌が無防備になっているからこそ、いいコスメをたっぷり与えたぶん、肌は素直にキレイになる。
photo:Masaki Ogawa(P.1~2) AFLO(P.3)
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倉田真由美/美容ジャーナリスト
女性誌編集部、編集プロダクションを経て、1987年よりフリーランス に。現在は『エル・ジャポ ン』『フィガロ・ジャポン』『美的』『エクラ』『クロワッサン』をはじめとする女性誌の美容ページや、新聞のコラム執筆、美容にまつわるトークショーな ど、幅広い分野で活躍中。近書に、『しあわせ美人のつくりかた』(ぶんか社刊)がある。