癒し旅ならココ! 美の達人の“クチコミ・リトリート”決定版
2016/12/16(金)
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世界遺産のど真ん中! 湖上のエコリゾートで目覚める極上の朝

パンプハウス ポイント/オーストラリア タスマニア島 

リトリーター/松波砂耶さん[トランジットジェネラルオフィスPRマネージャー]
同行者/プライベートの女友達
滞在時期/2016年2月上旬

野生動物の住居を間借りする感覚
20年間も使われていなかった水力発電用の施設をリノベーション。「パンプハウス ポイント」は、タスマニアの世界遺産セントクレア湖の真ん中に立つホテルです。セントクレア湖は2万年前に誕生した、オーストラリアでいちばん深い湖。周りはまさに野生動物の宝庫、1メートル級のウォンバットやカモノハシ、ハリネズミ、ワラビーなどが自然のなかに暮らしていて、私たち人間はそこにお邪魔させていただく感じでした。オーストラリアの人たちから近くて遠い場所と言われるタスマニア。ゲストの90%がタスマニア島内の人で、9%がオーストラリア本土から。海外から訪れるのはわずか1%で「日本人はあなたが初めて」と言われました(笑)。でも、湖の真上で目覚める幸せ、ちょっと想像してください。世界一おいしい空気といわれる場所で最高に癒されました。マッサージも何もないけれど、空間そのものが“スパ”でした。
 

ひとり旅でも、夕食はシェアテーブルでにぎやかに
湖畔から桟橋を進むこと約270メートル、湖の真ん中にあるパンプハウスは元ポンプ小屋。中にあるのはラウンジと12のゲストルームだけ。食事はお部屋のキッチンを使うこともできるし、水力発電をリノベーションした湖畔のもうひとつの建物「ザ ショア」のレストランでいただくことができます。ディナーはシェアテーブルスタイルで、他のゲストと会話を楽しみながら。料理はホバートアワードを受賞した「ウイタウスキッチン」のシェフが、タスマニア産の新鮮な食材使ったオリジナルメニューを作ってくれて、仕込みの状態でデリバリー。ホテルの厨房で仕上げて出してくれるシステムが整っていました。次回は、自分で釣った魚で晩ごはん、なんて体験もしてみたい! まだまだ知られざるリトリートです。

photo:Saya Matsunami

  • 松波砂耶
    Saya Matsunami/ファッション、音楽、デザイン、アート、食をコンテンツに遊び場を創る「トランジットジェネラルオフィス」のプレス。「theSOHO」や「THE LAUNDRESS」のPRも手がける。旅の達人でもある。
    http://www.transit-web.com/
      
    PUMPHOUSE POINT 
    オーストラリア・タスマニア島の世界遺産に登録されているタスマニア原生地域。こちらの「眠れる水」と呼ばれるセントクレア湖に、2015年1月にオープン。野生動物の宝庫でもあり、大自然を感じながらのステイを約束してくれる。
    1 Lake St Clair Road, Derwent Bridge, TAS, 7140, Australia
    +61 428 729 867
    $460~(1室2名限定)
    http://www.pumphousepoint.com.au

text:Motoko Nomura

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