癒し旅ならココ! 美の達人の“クチコミ・リトリート”決定版
2016/12/16(金)
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【番外編】宇宙を、地球を映し出す「天空の鏡」が私のリトリート

ウユニ塩湖/ボリビア ウユニ

リトリーター/関根祥子さん[mojo nail ネイリスト]
同行者/プライベートの女友達
滞在時期/2016年2月上旬

世界には想像を超えた絶景が存在すると実感
20歳のときに写真集で見て知ったウユニ塩湖。ずっと行きたい、行きたいと思い続け、友達にも言い続けてきたディスティネーションでした。今年30歳になり、10年越しでやっと行くことができました。2回飛行機を乗りついで丸一日かかって到着したボリビアの首都ラパス。そこからさらに飛行機で2時間ちょっと。待っていたのは、想像をはるかに超えた世界でした。よく、写真はいいとこどりなんて言うけれど、いやいやいやいや、写真で見た世界が360℃の大パノラマで広がっていました。普段“ネイル”という小さな宇宙で表現をしている私が求めるリトリートは、ラグジュアリーなホテルでもなく、スパでもなく、宇宙や地球を感じられる場所。湖に溜まった水が鏡となって空を映し出す「天空の鏡」は、雨季だからこそ見られる景色だけれど、雨季だからこそ見られない景色でもある。毎日、毎日、お天気に恵まれて、10年越しの思いが通じた旅になりました。天の神様、朝日、夕日、星空、全部見せて30歳を祝福してくれたような気がします。

好奇心の赴くままにが、私の旅のスタイル
ホテルはウユニ市内に取って、現地で知り合った人たちと車をチャーターしてウユニ通いしました。素晴らしい景色を前に、思考は完全にストップ。何かを考えろとか悩めとか言われても、無理、無理、ムリです。ウユニ塩湖に立っているだけで、自動的にリセット。解放というより、塩の湖の中に、大空の中に溶けちゃったという感じでした。あと旅先では日本では食べないものを食べたいので、朝に昼に夜にボリビアフードをいただきました。市場の中におばちゃんがひとりでやっている食堂があって、リャマ肉の煮込みスープがおいしくて、毎日通っていました。そういうこともひっくるめて、自分の中の経験値を増やしていきたいですね。

photo:Shoko Sekine

  • 関根祥子
    Shoko Sekine/音楽にアート、旅まで、高く張ったアンテナでキャッチしたさまざまなものをインスピレーション源に、独自の世界観を表現。オリジナリティあふれるデザインで芸能人、モデル、美容関係者を顧客に抱え、『エル・オンライン』でも数多くのネイルの特集や連載を手がける。
    http://mojonail-shoko.tumblr.com/

    ウユニ塩湖
    アンデス山脈に囲まれた広大な塩の大地。塩湖全体の高低差はわずか50cm以内。雨季になると降った雨水が大地に薄く膜を張り、空を湖面に映し出す「天空の鏡」が現れる。CMで取り上げられてから日本人にも知れ渡り、一躍死ぬまでに行きたい絶景スポットに。日本からは約40時間

text:Motoko Nomura

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