”CHITSU”パワーに注目! ”CHITSU”を鍛えるすべての方法
2017/10/17(火)
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courtesy of Lily Donaldson via Instagram

あなたは大丈夫? 膣力アップを妨げるNGスタンス

「膣を清潔に保つためにも、膣回りのムダ毛をボーボー生やした状態はおすすめできません。毛で覆われた皮膚が実際はどんな色なのか、黒ずんでいるのか、形はどうかなど、膣回りにしっかり意識を向けて、後生大切にするという姿勢をもってほしいからこそ、IラインやOラインの毛はなくしておくのがベターです。

また、自分の経血なんて不快だから見ないという人も、それではだめ。自分の体を把握できるのに意識を向かせないのは女性として好ましい姿勢とは言えません。おりものや経血の状態を毎月ちゃんと見たり、排卵前と生理前で指を入れたときの膣内の違いに気づいたり、膣周りで起こるすべてのことを観察する習慣をつけるべき。もちろん、膣周りは専用アイテムで洗い保護してあげることです」

そして何より怖いのが、誤ったダイエットだと森田さん。たとえば“硬水を2ℓ飲む”などというダイエット法は、日本人には全く向いていないのだそう。

「腸が短く、粗い小麦を食べてきた白人ならよくても、腸が長く食文化も違う私たちには不向きです。免疫力を司る腸に硬水を2ℓも流し込めば、腸内に必要な菌の状態が薄まり、免疫力が下がる。つまり膣の粘液力の低下につながってしまい危険なんです。
海外の記事でも、ダイエットを続けたモデルで子どもを授かれなかった女性の数が87%もいたという話があるほど。ダイエットは出産の意味での膣力も容赦なく下げてしまう、怖いものだということを知ってください。過酷な労働やストレスにもどうか気をつけて」(森田さん)

朝からスムージーで腸を冷やすこと、炭水化物を抜くこと、野菜ばかり食べること。これらもすべて栄養のないスカスカな月経血や、粘液の作れない膣を招くそう。女性の一生の健康と幸せに大きくかかわる膣力、あなたも今すぐ意識改革を!

  • Profile:森田敦子
      Atsuko Morita/植物療法士。フランス国立パリ13大学で植物薬理学を修め、日本における植物療法の第一人者として活躍。植物療法に基づいた製品の開発や啓蒙のためのスクールを主宰。また、エル・オンラインでの「粘膜美容論」や「膣ケア」など、フランス仕込みの新発想ビューティ提案でも大きな注目を集めている。2017年7月『潤うからだ』を出版。
    アンティームオーガニック公式サイト http://intime-cosme.com/

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