「野菜丸ごと料理」でうまみも栄養もダイナミックに摂る!
野菜を食べなきゃと思っているけれど、皮を剥いたり刻んだりと下調理が結構大変で……。それならば、野菜を“丸ごと“使って調理してみよう! 野菜料理家の庄司いずみさんが提唱する「野菜丸ごと料理」は、うれしいことがたくさん!
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下ごしらえも最小限で
旬の野菜をそのまま鍋やフライパンへ入れるだけの「野菜丸ごと料理」。皮や茎もついたまま、焼くだけ、煮るだけ、揚げるだけ。包丁を使っても最小限に切れ目を入れるだけだから、実に手間いらず。手抜きと思うなかれ、素材を丸ごと使えば、そのうまみも栄養もそのままにいただくことができる。野菜の身と皮の間には栄養がたくさんあるとされているけれど、まさにその部分にギュッとつまっているビタミンやミネラル、フィトケミカルも、ダイナミックに摂ることができるのだ。こんがりと焼いたステーキやコトコト火にかけるスープ、意外なおいしさに出合えるフライ。うまみを閉じ込めたまま蒸し焼きにできるオーブン焼きや、くずしながら食べるのが楽しい炊き込みごはんなど、レシピのバリエーションもたくさん。大胆で斬新なプレゼンテーションは、おもてなしにもぴったり。
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【春野菜の丸ごとレシピ】
■新じゃがと新玉ねぎの丸ごと塩スープ
■春キャベツの丸ごとオイル煮
■たけのこの丸ごとホイル焼き
■かぶの丸ごとフライ ローズマリー風味
■丸ごと新玉ねぎの炊き込みごはんレシピは⇒こちらから
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庄司いずみさん
Izumi Shoji/野菜料理家。野菜のみでつくるビーガンレシピを紹介するブログ『vege dining 野菜のごはん』http://ameblo.jp/izumimirun/で 人気を集め、ブログと同名のレシピ本を出版。その後、野菜料理を紹介するレシピ本を次々と著し、ビューティアプローチの野菜料理を提案している。不定期で開催される料理教室にはモデルや女優といった顔ぶれも。著書に『野菜丸ごと! 世界一カンタンな野菜のレシピ』を始め、『モデルが通う料理教室のデトックス・ベジ定食』『デトックス・ベジフルジュース』(以上主婦の友社 刊)、『きれいなひとはみんなときどきベジタリアン』(日本経済新聞出版社刊)『フルーツ酵素 デトックスレシピ』(家の光協会 刊)など多数。
photo : Toru Oshima styling : Yumi Suwaki cooking : Izumi Shoji