ヘルシーレシピ 2014/3/26(水)
Brightning-Vege Recipe

輝き肌の決め手は、ビタミンCと抗酸化成分の摂り方

暖気も日に日に増して、待ちにまった春もすぐそこ。陽気な日差しに負けない透明感に満ちた輝き肌を、日々の食事で叶えよう。オーガニック野菜と穀物で美肌をサポートする料理を提供する「ブラウンライスカフェ」の田嶋眞澄料理長に、そのポイントを伺った。

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普段から摂りたい抗酸化食材、うっかり日焼けにはビタミンCを!

輝き肌にあってはならないシミやそばかす、くすみ。その原因となるのはメラニン。透明感のある美肌を目指すなら、紫外線によって肌内部で作られるメラニンの働きを封じることが先決。また、紫外線は活性酸素も発生させるので、その動きを抑える抗酸化成分を併せて摂ることがポイントとなる。代表的な美白成分といえば、ビタミンC。なぜ有効かというと、メラニンの生成を抑制するとともに代謝を促し、活性酸素を除去して細胞膜の酸化を抑えるというダブルの働きがあるから。ブロッコリーやパプリカ、キャベツにきゅうり、れんこん、かぼちゃ、キウイにいちご、といった野菜にふんだんに含まれるので、これらの野菜をしっかりと摂りたいもの。抗酸化食材をたっぷりと摂取し、多少の紫外線を浴びてもへっちゃらな強い肌をつくっておくことは、輝き肌を叶えるファーストステップといえる。それでも紫外線を浴びてダメージを受けてしまったら、すぐさま新陳代謝を活性化する食材を摂ってメラニンを排出し、シミやそばかすをシャットアウトしよう。
    
抗酸化力がある栄養素やファイトケミカルで知られているのは、ビタミンEやリコピン、ポリフェノール。肌の代謝を促進するのは、ビタミンAやビタミンE、ビタミンB群。そしてビタミンCは、このどちらにも作用する。ビタミンCを中心に、メラニンに負けない肌を作るための食材を普段から摂っておきたい。うっかり大量の紫外線を浴びてしまったら、新陳代謝を活性化して速やかにメラニンを排出して、シミもくすみも無縁の肌に!

  • 【輝き肌をつくる、ビタミンCたっぷりの野菜レシピ】
     
    ■赤パプリカたっぷりのガスパチョ
    ■ビタミンC尽くしの野菜のサラダ
    ■テンペの酢豚風 いちご風味
    ■ひじきとはと麦のあえもの キウイソース添え
    ■テンペと山芋の唐揚げ 塩レモンディップ添え
     
    レシピは⇒こちら

  • 田嶋眞澄さん
    Masumi Tajima/「ブラウンライスカフェ」料理長。有機野菜と玄米や穀物を中心に、おいしくて体に優しい、オーガニックなライフスタイルを食の分野から提案。店舗のホームページで公開している、家庭でできるシンプルレシピも好評。
      
    【ブラウンライスカフェ】
    東京都渋谷区神宮前5-1-17 グリーンビル1F
    tel.03-5778-5416
    営業時間/11:30~21:00(L.0.20:00) 不定休
    http://www.brown.co.jp/cafe/

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photo : Toru Oshima  styling : Yumi Suwaki  cooking : Masumi Tajima

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