冷えを防ぎ体を温める「韓流スープ」
具だくさんの鍋から湯気が立ちのぼり、熱々のスープやチゲ。韓国家庭料理のスープや鍋には体を芯から温める、おいしい成分と知恵がたっぷり詰まっている。
photo: Toru Oshima styling: Yumi Suwaki special thanks: Gokoku-tei
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体を温める鉄板食材をたっぷりと
韓国食材の双璧といえば、唐辛子とにんにく。唐辛子にはカプサイシンの作用で血行をよくし、新陳代謝を促進する効果が。にんにくには糖をエネルギーに変えることで熱を生むビタミンB1、免疫力を高めてくれる硫化アリルという、いずれも体を芯から温める成分を含む食材だ。韓国のスープや鍋料理にはこの鉄壁食材のほか、肉や魚介がふんだんに使われる。筋肉を作るためには欠かせないたんぱく質をしっかり摂ることができるのだ。筋肉は熱を産生するために不可欠、造血作用の高い赤身の肉や血液の流れをよくする青魚などは、冷えない体をつくるには特にしっかり摂りたい。風邪も引きやすいこの季節、滋養強壮に効く「韓流スープ」で冷えを解消しよう。
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松浦 誠治
まつうらせいじ／韓国スローフードをテーマにした韓国料理店「コリアンダイニング 五穀亭」シェフ。韓国へは頻繁に足を運び、韓国の食文化にも精通。家庭料理をベースにした、ヘルシーでおいしい韓国料理を提案。
「コリアンダイニング 五穀亭」
新宿区西新宿2-2-1 京王プラザホテル 南館2階
tel.03-3344-0111（代表）
営業時間／11:30 ～ 15:00（L.O.14:30）、17:30 ～ 22:00（L.O.21:30） 無休
http://www.keioplaza.co.jp/restaurant/gokokutei/index.html
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ＣＨＥＣＫ ＴＨＥ ＲＥＣＩＰＥ
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