エディターのずっこけスキンケアライフをプロが診断!
ビューティの情報は巷にあふれているけれど、自分に何が必要かを分かったうえでスキンケアしている人は意外に少ないよう。最先端のファッションやライフスタイルの情報に触れているエル・エディターたちも然り。トレンドの服やバッグ、セレブのゴシップを血まなこになって追うあまり、自分の肌のお手入れはかなり疎かになっている模様……。『エル・ジャポン』11月号でスキンケア指南をしてくれたトータルビューティアドバイザーの水井真理子さんが、5人のエディターのスキンケア法とライフスタイルをカウンセリング。スキンケアそっちのけで、ハードな業務に奮闘するエディターそれぞれの驚愕お手入れを優しく一刀両断してくれた。これを読んでいるあなたにも、思い当たるフシがあるはず!?
ライフスタイル エディター Mirei編
こだわりが空振り? やった気のスキンケア
[スキンケアDATA]
30代後半/乾燥&敏感肌
朝ケア:所要時間 3分
水だけ洗顔⇒フェイストナー⇒クリーム(冬だけ)⇒日焼け止め(日差しが強いとき)
夜ケア:所要時間 5分
ミルククレンジング⇒(ときどきスクラブ)フェイストナー⇒(ときどき美容液)
[ライフスタイルDATA]
仕事/カルチャー&セレブ&占い担当エディター。ゴシップと星の動きを追う日々
住まい/ひとり暮らし。
生活時間/多忙だが遅くとも21時くらいには退社して、家でのひとり飲みやひとりゴハン、DVDを楽しむ。睡眠時間は6~7時間
食事/最近亜麻仁油を摂り始めた
欲しいスキンケアアイテム/ボディの乾燥対策でオイルが欲しい
憧れセレブ/アンバー・ハード。ふっくらと内側から発光するような肌の質感がすごい!
お手入れ/時間をかけてはいないが、アイテム選びにはこだわっているつもり。乾燥するのでクレンジングはW洗顔の要らないミルクで。けれどアイラインなど目元の洗い残しがバスタオルにいつもついているんですが、これってダメなの?
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【スキンケアアドバイザーより】
もう少しスキンケアを丁寧にしたら、憧れの内側から発光するようなふっくらとした肌を目指せるはず。例えば、クレンジング後タオルに目元の洗い残しが付くのは、アイメイクが落ちていない証拠。それをタオルで拭きとればさらに摩擦で肌にダメージを与えてしまいます。汚れた食器に料理を盛りつけても本来の味がわからないように、メイクが残ったままの肌に化粧水をつけても、汚れた上からなじませているだけ、さらには汚れを広げているだけ。乾燥肌、敏感肌という意識はあるものの、それ以外のトラブルはあまりないのでしょう。だからケアに関しても“こんなもんでいいかな”という感じが見受けられます。
セレブの記事を担当されているだけあり、いい意味でミーハーなのではないでしょうか。スキンケアに関しても、流行のオーガニックローションや、肌にいいとされているミルククレンジングを取り入れています。一方で、クリームが好きじゃないので冬しかつけない、日差しが強いと思ったときだけ日焼け止めを使用する、というのが気になります。肌は潤いを保つためにもクリームでフタをしてあげたほうが喜ぶし、紫外線は日差しに関係なく降り注いでいます。自分の好き嫌いでなく、肌のために必要なスキンケアをしてあげましょう。40代になった途端、一気にシワなどの問題で悩むことも考えられます。そろそろ本格的なスキンケアどき。リラックスも大事ですが、肌に触れる気持ちよさを知って、もう一度、新たなスキンケアをしてみてください。
photo : Mario Sierra(p.1) illustration : Daichi Miura(p.2-6)
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水井真理子さん
Mariko Mizui/トータルビューティアドバイザー。人を元気にするカウンセリングに定評があり、肌を見るだけで、その人の普段の生活スタイルを見抜いてしまう。現在は美容アドバイスはもちろん、美容誌や各種講演など、幅広く活躍中。 -
『エル・ジャポン』11月号でも、水井先生による美肌講座を開講中! スキンケアの“基本のキ”から、おすすめアイテムやQ&Aまで、これさえ読めば素肌美人へググッと近づけること間違いなしの大充実10ページ。ぜひチェックしてみて。