エディターのずっこけスキンケアライフをプロが診断!
ビューティの情報は巷にあふれているけれど、自分に何が必要かを分かったうえでスキンケアしている人は意外に少ないよう。最先端のファッションやライフスタイルの情報に触れているエル・エディターたちも然り。トレンドの服やバッグ、セレブのゴシップを血まなこになって追うあまり、自分の肌のお手入れはかなり疎かになっている模様……。『エル・ジャポン』11月号でスキンケア指南をしてくれたトータルビューティアドバイザーの水井真理子さんが、5人のエディターのスキンケア法とライフスタイルをカウンセリング。スキンケアそっちのけで、ハードな業務に奮闘するエディターそれぞれの驚愕お手入れを優しく一刀両断してくれた。これを読んでいるあなたにも、思い当たるフシがあるはず!?
ライフスタイル エディター Yukari
衝撃のボディソープ洗顔
[スキンケアDATA]
40代に突入したばかり/乾燥肌
朝ケア:所要時間 1分
水(お湯)で洗顔⇒ローション⇒日焼け止め(夏のみ)
夜ケア:所要時間 1分
オイルクレンジング(洗顔のいらないタイプ)⇒ローション⇒クリーム(冬の乾燥するときだけ)
[ライフスタイルDATA]
暮らし/5歳の男の子、夫と3人暮らし
仕事/インテリア担当エディター。ゆえに机の周りはいつも整理整頓されている
体質/低血圧気味で朝は苦手
嗜好/昔はお酒が好きだったけど今は体調が悪いのでお休み中
美容への関心/どうひいき目に見ても興味があるとはいいがたい……(by 美容エディター)
欲しいスキンケアアイテム/PCで目が疲れているので、アイケアが欲しい! たるみにも効果があるのでは?
憧れセレブ/血管が透けるほど皮膚が薄く、顔も派手ではない子エル・ファニングに親近感を覚える
お手入れ/スキンケアもメイクも、大量のそばかすをどうにかしたいがためにとにかく重ね塗りしていた20代からどんどんミニマルな方向にシフト中。実は最近まで、ボディソープで顔まで洗っていて、
さすがにこれではまずい!と一念発起、オイルクレンジングを購入したばかり
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【スキンケアアドバイザーより】
美容にあまり興味がないとのことですが、もしかすると、自分の顔を鏡でしっかり見ることをされていないのかもしれません。日本女性の特徴でもあるのですが、鏡を見るときに、シミやシワといった部分的な欠点探しはするけれど、顔全体を見ることが苦手な人が多いのです。まずは、自分の顔を見回し、触れてみることで、肌状態を知ることから始めましょう。ボディソープで洗顔していたというのは衝撃です。今は洗顔剤に変えたとのことですが、それが切れたとき、面倒になってまた同じことの繰り返しにならないよう、十分に気をつけてください。洗浄力の強いボディソープでは、いくらなんでも顔がパサパサになってしまいます。
また、クレンジングや洗顔時にゴシゴシと力を入れていると、乾燥とたるみの原因に。すっきりさっぱりするケアがお好きなのだと思いますが、与えるケアも必要です。大台に突入された今、これまでと同じケアでは肌の栄養は補えなくなります。今、肌はインナードライになっているはず。このままだと目元の小ジワがどんどん深くなってしまいます。保湿系の美容液をプラスして、面倒になっているスキンケアをもう一度、復活させてください。せっかくのクリームもなんとなくつけているのでは、なんとなくのスキンケア効果しか現れません。手の平と指の腹を使ってしっかりと肌になじませてくださいね。お子さんはもう立派な男の子、きれいなお母さんが好きなはずです。男の子は見ています、がんばってください!
photo : Mario Sierra(p.1) illustration : Daichi Miura(p.2-6)
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水井真理子さん
Mariko Mizui/トータルビューティアドバイザー。人を元気にするカウンセリングに定評があり、肌を見るだけで、その人の普段の生活スタイルを見抜いてしまう。現在は美容アドバイスはもちろん、美容誌や各種講演など、幅広く活躍中。 -
『エル・ジャポン』11月号でも、水井先生による美肌講座を開講中! スキンケアの“基本のキ”から、おすすめアイテムやQ&Aまで、これさえ読めば素肌美人へググッと近づけること間違いなしの大充実10ページ。ぜひチェックしてみて。