機能性表示食品／Functional Display Food
　
2015年6月からスタートした新しい食品表示のことで、トクホ（特定保健用食品）とは異なる新しいカテゴリー。今まで、食品の機能性については、トクホと栄養機能食品の2つにしか表示できなかった。でも、表示基準が曖昧で、含まれる栄養素が記されているばかりで、体にどんな作用があるのかがわかりにくいという問題が浮上。その問題を解消するために、体に対してどのような働きをするのか、どんな機能があるのかを新たに表示できるようになった。
　
機能性を表示するためには、商品を発売する60日前までに、価格的根拠を示した研究論文などを消費者庁に提出することが必要。論文がきちんとしてるものであれば、審査がなくとも、パッケージに具体的な機能を明記することができるようになる。サプリメントや飲料だけでなく、野菜などの生鮮食品などにも明記され始めており、青果業界の今後の動向も注目される。