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チアシードの栄養価

パワーがえんえん持続する兵士の食糧

「小さくて黒い、胡麻のような粒。チアシードは南米原産のチアという果実の種のことです。南米ではとてもポピュラーな食物で、紀元前2600年から古代メキシコやネイティブアメリカンの間で食されてきました。古代アステカ文明の兵士が、チアシードと水だけで戦い続けたことから“ランニングフード”とも呼ばれます。それくらい栄養価に富んだスーパーフードなんですね。オメガ3脂肪酸、食物繊維、カルシウム、ポタジウム、鉄などが豊富に含まれています。また、保水力が高く、水に浸けると10倍に膨らみます。つまりこれを摂ることでそれだけ多くの水分を保持できるということなのです」
 
1. オメガ3脂肪酸―必須脂肪酸が豊富で、亜麻仁よりもオメガ3の含有量が高い。生の状態では30%がオメガ3、10%がオメガ6由来とされ、これは人体組織にとってパーフェクトバランスとされる。
2. 食物繊維―100g中の食物繊維は約40g、他の穀物と比較して約2倍。
3. 炭水化物の分解を遅くする―摂取によって、炭水化物が単糖類へ分解される速度が遅くなるという治験があり、肥満や糖尿病対策に効果が期待されている。

「「チアシード」―浸すとゲル状になるユニークな種子」トップへ

photo: Toru Oshima  cooking: Erica Angyal

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