エル・ビューティエディターはどう見る?

年代別・セレブのレッドカーペットルックを分析!@第68回カンヌ国際映画祭

今年も豪華セレブが多数来場した、カンヌ国際映画祭。コンペティションの行方だけでなく、レッドカーペットに華を添える、ゴージャスなヘア&メイクも注目の的に。そこで、日夜セレブのビューティウォッチに明け暮れるエル・ビューティエディター陣が、最旬セレブのレッドカーペットルックを、年代別に分析!

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左から ナオミ・ワッツ(Naomi Watts)、ケイト・ブランシェット(Cate Blanchett)、ジュリアン・ムーア(Julianne Moore)

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これぞ憧れ! マチュア世代は知的な魅力がスパーク

S:40代セレブで目立っていたのは、ナオミ・ワッツとケイト・ブランシェットでしょうか。
 
M:ふたりともセミマット肌で、フォーマル感な装いですね。
 
T:年を重ねると肌力がどうしても下がってしまうから、ツヤ肌に仕上げるのは至難の業。無理にシャイニーなものを重ねても、安っぽくなっちゃうし。セミマットな方が、品があるし、大人の女性として正解だと思うな。
 
M:無理に若々しくするより、知性を感じますよね。大物女優の品格!って感じがする。
 
T:だけど、ナオミもケイトも髪はしっかりツヤがあるよね。肌を上品にセミマットに整えている分、髪のツヤで若々しさを演出しているのがポイントなんじゃないかな。それに、ふたりともおでこの形が凄くキレイだから、それを生かした髪型にしているね。分かってる、って感じ!
 
S&M:なるほど~!
 
M:でもそう思うと、50代でツヤ肌に仕上げてきたジュリアン・ムーアってすごくないですか!?
 
T:もう、この人だからこそ実現できるメイクだね。でも、メイクでツヤを出したっていうより、スキンケアの賜物のような気がするな。この肌のハリ感は、地のような気が……。
 
M:ジュリアンのベースメイクって、シミも少し見えているし、素肌感を残したロースキンですよね。50代で、このメイクを取り入れらるのはすごい……。
 
T:本当に見せたくないシミやシワといったアラは、きちんとコンシーラーとかで隠してると思うな。計算しながら、厚塗りせずにポイントごとにツヤを足しているのが素敵だね。
 
S:ジュリアンは、念願のオスカーを受賞して、初のレッドカーペットですからね。年を感じさせないフレッシュな肌は、「私、今年のオスカー女優ですから!」っていう自信と幸福感も手伝っている気がします。
 
T:ナオミ、ケイト、ジュリアンは、チークも意識していると思う。頬の高い位置に丸くふんわり色を入れることで、リフトアップ効果があるし、若々しく幸せ顔に見える。あとは、マスカラの効果も! 年を取るとまぶたが下がってきちゃうから、マスカラでクイッと目の位置をアップすることで、若々しい瞳に仕上げてるね。
 
M:さすが。老けないメイクの極意を知ってますね…。
 
S:でも全員、無理に若作りしている訳じゃないからいいですよね。年を重ねる魅力とともに、いつまでも若々しい美しさがある。こんな女性になりたいです……!
 
M:ビューティ偏差値が高いですよね。やっぱりカンヌって、ヒール禁止問題もあったり、品格を求められる映画祭という印象だから、彼女たちの美しさが映えますね。

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photo : Getty Images

  • Editor's profile
    エディターT:ヘア、メイクはもちろんボディケアまでセレブビューティに関しての知識の深さは業界随一。いま 美しいセレブに対しても、長期的な視点で厳しく検証! テイラー・スウィフトのパーフェクトな美しさからは、いつも目が離せない。
     
    エディターS:エル・オンラインのデイリー連載「セレブのビューティWATCH」を担当するなかで、セレブのちょっとしたヘア&メイクチェンジを敏感にキャッチ。好きなビューティセレブは、ダイアン・クルーガーとエマ・ストーン。
     
    エディターM:ビューティ・エディターでありながら、セレブのゴシップページまで幅広く担当。ケンダル・ジェンナーやセレーナ・ゴメスなど、セクシーなルックスで、ゴシップ面も騒がしてくれるヤングセレブに目がない。

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