ぽっこりとした下腹部の脂肪の大敵とされるのが、腸内環境の乱れと慢性的な冷え。「不規則な食生活で腸内の善玉菌が減ると栄養は腸から体内に吸収され ず、腸がむくんだり、代謝が下がってしまいます。その結果、お腹の脂肪太りやたるみを招くことに。そこで積極的に取り入れたいのが、酵素と善玉菌を含んだ発酵食品。なかでもみそ汁は、習慣にすることで体も芯から温まり食べすぎも防げるので、良いことづくめですよ」（管理栄養士・伊達友美さん)
 
HOW TO EAT
毎食、酵素（みそ汁）と熱量となるご飯をしっかりとることが何よりも大切。ダイエット中だからといって日中の白米を減らすことは体温を下げ、腸内環境を乱す原因になるので御法度。冷房の効いた室内では常温のドリンクを飲むようにするなど、自分なりのルールづけも心がけたいところ。
 
MORNING
朝はもっとも体温が下がる時間帯。みそ汁＆ご飯のコンビネーションで体を芯から温めれば、日中も活動的にふるまえる。忙しい場合はコンビニで販売されているインスタントみそ汁を活用してみて。
 
LUNCH
ご飯＋みそ汁＋おかずの定食メニューをチョイス。肉や魚の煮つけなどをおかずに選べば、タンパク質もバランス良く摂れるので◎。
 
BETWEEN MEALS
どうしても食べてくなった場合は、焼きせんべいやあられなど、米をベースとしたお菓子を少量つまんでみて。オフィスで冷え切った体を温めてくれる効果も。ただし、揚げせんべいは油分が多いので、ここでは控えて。
 
DINNER
除々に腸内の働きが低下する夕食時は、白米をやや少なめに。みそ汁+卵料理や漬け物などの昔ながらの“和食”でバランスよく摂るのがベスト。もちろん、納豆やキムチ、塩辛、発酵昆布、佃煮などはご飯のお供に最適。
 
ATTENTION ！
腸壁を荒らすグルテンや自律神経に関わるアルブミンを含む小麦は、極力控えるのがベター。