それでも「レッド」は最高にホットなモード色

主張のあるセクシーで強い女性像ではないのが、今シーズンの赤。クリーンでピュアな女性の口元に、ソフトでナチュラルなカラーが存在感を高めている今季のランウェイ。そんななかで、同じモデルが赤をつけたらどうなるだろう？といった趣向に応えるのが、ピュアでひたむきな強さだったり、まるでアーティストのような感性を表現するための赤といったトレンドレッド。色選びの方向性は、クリーミーな質感もしくはシアーな赤がおすすめ。その場合、目元や肌はミニマムなメイクに留めて強調しないのがポイント。緻密な計算を心がければ、ピュアな赤リップの達人に。
 
1　「シャネル」の”ルージュ ココ” は、新しいフォーミュラが発色を長持ちさせ、保湿効果も持続。一度塗ってティッシュオフして馴染ませたら、トントンと指先で優しく叩き込んでぼかしてみて。もちろんそのままクラシカルにリップを縁取るのも魅力的。
 
2 繊細な輝きが唇に立体感を与えてくれ、仕上がりが8時間持続する新フォーミュラ、「SHISEIDO」の”ヴェールド ルージュ”。透明感のあるシアーなテクスチャーは、重ね付けにも適した質感。青みのある華やかレッドのRD506でフレッシュな彩りを。