モダンに進化した2色でシェーディング美人

ロースキンの延長線上にあるのが、モダン・シェーディングともいえるメイク。ルールは、パウダーを使わず、クリームタイプだけで仕上げること。それが、ほのかな艶めきに加えて、手早く立体感とトレンドの輝きが得られる近道。まずは面白いくらいに簡単で、しかも素早く、顔に立体感が出せるハイライターで控えめにベースをつくる。次に、美しい色彩と輝きに魅せられるプロが続出のフェイスカラーで、頰に華やかなシェードを加えるのがモダンな方法。もちろん、双方のアイテムを一緒に使わなくても十分美しい仕上がりになる。たくさんのブランドの中から、肌に合わせて色やテクスチャーを選び分ける必要はもうなさそう。
 
1 顔の中で浮いてしまいがちなこれまでのシェーディングの失敗とは無縁。「クリニーク」の“チャビースティック スカルプティング ハイライト＆コントゥール”は、驚くばかりの肌に溶け込む柔らかさ。シマーなベビーピンクをハイライトに、ベージュブラウンを鼻筋、チークボーンの下、フェイスラインにオン。
  
2 水をつけたブラシで使えば、パッと華やかな水彩画のような光彩が現れ、ドライのまま使えば、しっとりとした華やかさのある自然なツヤのある仕上がりに。ずっと重ねていきたくなるような軽さにも虜になってしまいそう。鮮やかな右のオレンジを頰にのせてから、左のピンクゴールドのハイライトを頬骨の下からこめかみ、眉下、フェイスラインに伸ばせば、右の色が肌に馴染み、きらめきもプラスできる。