少女が放つ繊細で大胆な官能性／『17歳』

ナルシソ オードパルファム
女性の“誘惑的な魅力”を表現した“ナルシソ オードパルファム”は、クラシカルでエレガントなウッディ系のベチバーに、温もりと官能性を感じさせるムスクとアンバーが溶け合う、魅惑的な一本。さらに、ガーデニアやブルガリアンローズをはじめとする、澄みきった優しいフローラルの香りが出合うことで、大胆でありながらも、清らかで気品に満ちた香りに仕上がっている。
 
フランソワ・オゾン監督作の『17歳』は、この香りのように、官能的なセックスシーンをふんだんに盛り込みながら繊細な性の世界を展開。物憂げで美しい17歳の少女が、ロストヴァージンをきっかけに複数の男性に体を任せていく姿が、刹那的に描かれていく。10代らしいみずみずしいオーラをまとった主人公が、セックスを重ねるごとに芳醇な色気を増していく姿に、思わず目を奪われる。