メイク崩れにサヨナラ! プロが教える「メイクもちアップTIPS」
トイレで鏡を見てギョっ‼ まだらになったファンデーション、眉は跡かたもなく消え失せ、マスカラは落ちて恐るべパンダ目に……。朝、あんなにがんばってメイクしたのに、どうして毎日こうなるの!? そんな悲劇のワーキングガールに贈る、美しいまま一日を過ごせる、とっておきメイクアップTIPS決定版。
凛々しいアイブロウ編/気づくと麻呂顏で周囲もびっくり、なんてことにならないための正しい眉メイク
“眉尻にパウダーオン”で消えない眉に
眉を描いたら、毛のない部分の眉尻にフェイスパウダーをオン。毛がない眉尻はどうしても色が落ちやすいので、このように上からパウダーをのせることで眉が消えるのを防ぐことができる。粉をはたいた分、色は薄くなるので、その上から再度眉カラーを足しておくのを忘れずに。スポーツ時や汗をかくシーズンは、こうすることで麻呂顔(眉頭のほうだけが残って眉尻が消えてしまった状態)化の防止にもなる。
[中嶋マコトさん/モデル・ビューティジャーナリスト]
知っておきたいペンシルとパウダーのW使いの手順
眉を描くときは、1.ペンシル 2.パウダーの順番で。ベースを整えておくのもポイント。
ステップ1-皮脂に強い下地やファンデーションで眉毛まわりを整える。
ステップ2-アイブロウペンシル(グレー系)で毛と毛の間を埋め、固めのブラシを使いアイブロウパウダー(グレー系)で押さえるように重ねる。さらに柔らかめのブラシを使いパウダー(ブラウン系)をぼかすように重ねる。
ステップ3-さらにアイブロウジェルで眉毛をコートすると、グンともちがよくなる。
[金子達也さん/「RMK」専属アーティスト]
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美容賢者のプロフィール(あいうえお順)
金子達也さん/「RMK」専属アーティスト
1998年に大学を卒業後、有名サロンに勤務する傍ら、メイクアップスクールを卒業。2001年より「RMK」入社、専属メイクアップアーティストとして活動開始。笑顔を絶やさず親しみやすいキャラクターとリラックスした雰囲気でコミュニケーションをとり、その人のなりたいイメージをつかむのが得意。女性らしいメイクを支える、透明感のあるベースメイクに技あり。「RMK」国内外のイベントやメイクアップレッスン、教育などに従事し、雑誌撮影やショーなどにも参加。
http://www.rmkrmk.com/artist -
中嶋マコトさん/モデル・ビューティジャーナリスト
モデルのキャリアと経験により培われた知識と美意識を生かし、ビューティジャーナリストとして幅広いメディアで活躍中。ハードなロケや撮影現場での体験に基づく、オリジナルのリアルな美容指南に定評がある。アロマテラピーアドバイザーの資格ももち、製品のプロデュースも手掛ける。
makotoTV. http://www.ipsilon-japan.com/makototv/ -
松井里加さん/メイクアップアーティスト
2000年渡米。N.Y.を拠点に活動する傍ら、ミラノ&パリのコレクションにも参加。2006年に帰国後、フリーランスメイクアップアーティストとして、ファッション誌や広告の第一線で活躍している。最新のモードトレンドを積極的に取り入れつつも気品のある、フェミニンなメイクに定評がある。A.K.A.マネジメント所属。
http://www.akamg.com/ -
弓気田みずほさん/美容コーディネーター
元・伊勢丹新宿店化粧品バイヤー。在職時に百貨店初のブランドの枠を超えたカウンセリングサービス「ボーテ・コンシェルジュ」を立ち上げる。退職後、(株)ユジェットを設立。大手化粧品メーカーや商業施設へのコンサルティング・人材育成等を手がける。常に顧客、読者の声を重視し、化粧品を使う側の立場に立った視点をもつことを心がける。美容誌や女性誌等のメディアでは、幅広い美容知識を生かした実践的なアドバイスを行い、正しい化粧品選びの指南役として活動中。
ユジェット http://www.uget-net.com
photo : Imaxtree