鉄板ベースメイク編／時間がたっても崩れないベースメイクの作り方を知りたい！

スキンケア後、ベースを塗る前に軽く顔全体をティッシュオフ
肌が吸収しきれない余分な油分はメイクのつなぎを緩くし崩れやすくしてしまう。吸収力の強いあぶらとり紙ではなく、適度に吸収するティッシュが最適。特にTゾーン、小鼻の脇といった皮脂分泌が活発なパーツは忘れずに。
［中嶋マコトさん／モデル・ビューティジャーナリスト]
　　
リキッドファンデはまずたっぷりとってからスポンジでタッピング
リキッドファンデーションの仕上りをもたせたい場合、下地をつけたあと、まずはファンデを素肌全体が隠れるくらいにたっぷりと厚塗りする。次に新品のスポンジ（汚れていると吸収が悪いから×）で肌にたたき込むように押さえる。こうすることで、不要なリキッドはスポンジに吸収され、かつ圧をかけて肌へ入れ込んだ状態になっているので、肌との密着度が高まり、程よいカバレッジが得られる。最初から適量をつけるよりも、格段にもちがアップする。
［中嶋マコトさん／モデル・ビューティジャーナリスト]
　　
メイク前の化粧水はたっぷり、乳液はごく薄く
水分を多く含んだ肌は、1日中モチモチとやわらかい質感。乳液をつけすぎたり、重いクリームをつけてしまうと油分が多すぎてテカリやすく崩れやすくなってしまう。肌のスキントーンを整えるぐらいのイメージで薄くファンデーションを塗り、パウダーを少し多めにつければ、崩れにくいベースの完成。
[松井里加さん／メイクアップアーティスト]
　　
朝のスキンケア時に使う乳液やクリームの量は、部位によって変える
テカリやすいTゾーンに、乾燥しやすいUゾーンと同じ量の乳液やクリームをつけては、ベタついてベースメイクが崩れやすくなるのも当たり前。Tゾーンにつける乳液、クリームの量は、それ以外の部分につけた残りを控えめにつける程度に。
［弓気田みずほさん／美容コーディネーター］
　　
スキンケアや下地を肌にきちんとなじませる！
ファンデーションをのせる前の土台がズルズルだと、ファンデーションもヨレたり崩れやすくなってしまうもの。スキンケア後の肌に触れたとき、指がズルっとすべるようならつけすぎのサイン。“指が吸いつく”ような状態を目安にして。つけすぎたと思ったら、1枚にはがしたティッシュを軽く肌に当てて、余分な量をオフすること。
［弓気田みずほさん／美容コーディネーター］
　　　
メイクの前の皮膚温度を下げておく
時間が経っても毛穴にファンデーションが落ちないベースメイクのコツは、皮膚の温度をできるだけ下げておくこと。クールダウンするよう、首回りの髪の毛を束ねておくのもおすすめ。化粧水をパッティングなどでしっかりと入れ込み、収れん効果のあるミストで毛穴を引き締めるプレケアを行って。
［金子達也さん／「RMK」専属アーティスト］