火加減なし、吹きこぼれなし! 簡単にごはんが炊ける土鍋が知りたい
甘味があって冷めてもおいしいごはんが炊ける!という土鍋。普通の土鍋でももちろんおいしく炊けるけれど、炊飯専用の土鍋ならもっと上手く炊ける。
土鍋で炊くとふっくら、もっちりとしたご飯になる秘密は、金属製の鍋などに対して、土鍋の方がゆっくり加熱されるという部分にある。うまく炊くために気を付けたいのは火加減。ちょうど10分で沸騰するくらいの火加減にするのが、おいしいご飯に仕上げるための秘訣なのだそう。伊賀焼の窯元としておなじみ、長谷園の「かまどさん」は、火加減なし、吹きこぼれなしの優秀な炊飯土鍋。「呼吸する伊賀の粗土」を肉厚成型していることと、二重蓋や米の対流を考えた形状・構造により、ふっくらとしたご飯に炊きあがる。白米や炊き込みご飯もおいしいけれど、玄米の炊き上がりもまた格別! また、消費熱量を約30%カットする「ecoかまど」も便利。長谷園の松浦浩正さんによれば、「かまどさん」に比べ「炊き上げ時間は3合炊きの場合2~3分ほど短縮できます」とのことだからうれしい限り。
text : Shiyo Yamashita
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<お米をおいしく食べる、おすすめレシピ>
長谷園の「かまどさん」を使ったごはんレシピは、『ほっこり土鍋ごはん』(文藝春秋)にのっている。「たいめし」や「さつまいもご飯」など、早速作りたいレシピがいろいろ紹介されているので、ぜひチェックを。
http://www.igamono.co.jp