メレンゲ&マカロンを、上手に作るには?
お菓子を作るときにメレンゲがうまく泡立たなかったり、焼きあがったメレンゲ菓子やマカロンの表面が割れてしまったりした経験はない? メレンゲ作りにまつわる悩みをグッド・ハウスキーピング料理学校の講師が解決! お菓子作りの参考にしてみて。
メレンゲ菓子をきれいに焼くには、シートがポイント!
マカロンコックをオーブンから出したら、表面が割れてしまった……。そんなときは、オーブンシートをチェックしてみよう。ベーキングペーパーの代わりに、耐油性シートを使っている人がいたら、これはメレンゲ菓子作りには致命的なミスだから。この2つには大きな違いがある、と話してくれたのはロー講師。オーブンを使って焼き菓子やペストリーを作ったり、料理をするときには耐油性のシートで問題ないが、メレンゲ菓子やマカロンを作るときには厳禁なのだそう。というのも、耐油性シートでは焼き菓子の生地が横に広がらないため、マカロン生地は上方向に膨らむことに! その過程で表面がひび割れてしまい、さらに高さも出るので、中まで火が通らなくなる。ベーキングペーパーやシリコンペーパー、シリコンのシートであれば、生地が横に広がってなめらかに仕上がり、焼き上がったマカロン同士がくっつく心配もなし。マカロン作りにトライするときは、今一度、使っているシートを確認してみて。
original text : Charlotte Brouwer translation : Yoko Nagasaka photo : Getty Images