大正三年創業の富士宮の肉屋「さの萬」と、肉料理に定評のあるイタリア・レストラン「カルネヤ」がタッグを組んだレストラン。入り口の美しい熟成庫からテンションが上がる。「さの萬の熟成肉は常に安定していてぶれない。ほかの牛肉と次元が違う」と高山いさ己シェフ。その違いはステーキを頼むとテキメン。香りがあり、噛むほどに旨みが増してくるのだ。熟成肉を使ったタルタルステーキやカツレツ、スパゲッティボロネーゼも驚くほど芳醇。ワインが進むことは必至だ。