特集 2018/1/23(火)
病気を引き起こす可能性がある “ぼっち飯”

ひとりごはんは体に悪い、ってほんと?

友人と一緒においしいディナーを食べに出かけるのは、人生の喜びのひとつ。これが、健康面でもメリットがあることが、最新の研究でわかってきたという。一体どういいのか、調べてみた。

ブリティッシュ・コロンビア大学の薬学科准教授、アナリン・コンクリンさんは、自身もかつてひとり暮らしやひとりごはんが健康にもたらす影響について研究していて、この結果は予測できたのだそう。
「この研究では、未婚でひとりで食事をする男性の場合、それ以外の男性と比較するとかなりネガティブな結果が見られました。それは、社交関係や食生活の質を調査したほかの研究結果とも一致しています」
また、この研究の執筆者らは、孤独感の高まり、片親世帯、核家族化も、このような結果に影響を及ぼした可能性があると記している。これについて、コンクリン准教授は「ストレスの多い生活習慣について、さらに慎重に対処する必要があると思います。たとえば、睡眠不足とストレスが食生活に悪影響を及ぼし、それによって悪循環に陥ることがあります。そしてそれが、孤食を促し、メタボリックシンドロームを引き起こす要因のひとつになる可能性があるのです」
ただし、この研究にはある欠点が。これらの回答があくまで自己申告で、孤食が自らの意思によるものか、あるいはコンクリン准教授が指摘したような、より深刻な問題の副産物かという点については検証されていないから。
 
うちでテレビを見ながら、ひとりごはんするのも楽しいけど、ギャザリングで友人や家族とごはんする時間も忘れないで!

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original text : The Good Housekeeping Web team translation : Rubicon Solutions, Inc cooperation : Yuko Ehara photo : Getty Images

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