特集 2018/1/23(火)
病気を引き起こす可能性がある “ぼっち飯”

ひとりごはんは体に悪い、ってほんと?

友人と一緒においしいディナーを食べに出かけるのは、人生の喜びのひとつ。これが、健康面でもメリットがあることが、最新の研究でわかってきたという。一体どういいのか、調べてみた。

最新の研究によると、ひとりごはんを続けていると、心臓病や糖尿病のリスクが高まることがわかったそう。その研究では、1日2回以上ひとりで食事をした男性と、他人と一緒に食事をした人たちと比べて、高血圧、高コレステロール、糖尿病前症などを発症する可能性が高いと結論づけている。
 
<研究の概要>
科学者たちは、7,725人の韓国人の成人に対して調査を実施。孤食の頻度を回答してもらい、彼らの健康データと数値を比較した。すると、ひとりで食事をする男性は、肥満リスクが45%、メタボリックシンドローム(前述の高血圧や高コレステロールを含む、複数のリスク要因が総合的に原因となる)のリスクが64%高いことがわかった。なかでもひとりで食事をする独身男性は全体的なリスクが最も高く、他人と食事をすると回答した参加者のリスクの3倍だったという。
一方、1日2回以上ひとりで食事をする女性は、他人と食事をする女性たちと比べて、メタボリックシンドロームになる可能性は29%高くなる。ところが、男性のケースとは異なり、社会的ステータスやライフスタイルなどの要因を加味して数値を調整すると、その差はほとんどなくなったという。これは、肥満および肥満症について研究する学術誌「肥満研究と臨床診療」で発表された研究結果だそう。

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original text : The Good Housekeeping Web team translation : Rubicon Solutions, Inc cooperation : Yuko Ehara photo : Getty Images

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