特集 2015/3/16(月)
世界のおやつfrom Singapore/haru

見た目も華やか、名前もかわいい! シンガポールおやつ「ニョニャクエ」

多様な民族が入り混じるシンガポール。そのエネルギッシュな混沌はそれぞれが持ち寄った伝来の文化に新しい刺激を与え合い、ユニークに進化させてきました。プラナカンと呼ばれる人達が継承してきた文化もその流れを汲むひとつ。今回ご紹介する「ニョニャクエ」はそんな彼らの代表的なお菓子です。

シンガポール在住50年以上のRoseおばあちゃん。「こんなの簡単なのよ」とサクサク教えて下さいました。材料はもち米粉、さつまいも(蒸してペーストに)、ココナッツミルク、パンダンジュース、グラマラッカ、ココナッツフレーク。さつまいものペーストを入れるのがもちっとした食感を保つ秘訣だとか。ココナッツミルクもフレッシュココナッツを絞って作ってくれました。やっぱり香りがいいです。
 
さぁーこねていきますよ!!

まずはさつまいものペーストにココナッツミルクを入れて良く混ぜます。次にパンダンジュースも入れて混ぜます。その次にもち米粉を加えながら、練って固さをみていきます。

手でしっかりこねていくのがポイント。耳たぶより少し固いくらいになったら16gずつに分けて、丸めて更に指で穴を作っていきます。Roseおばあちゃん、さすが慣れている。上手!

この中にグラマラッカを入れて、中に隙間を作りつつ、口を閉じて丸めます。茹でている時にグラマラッカが溶けて外に飛び出さないように、隙間を必ず作ることもポイント。

沸騰したお湯に団子を入れて、浮いてきたらさらに15~20秒くらい待ってすくい出します。水気をよく切って、蒸したココナッツフレークを回りにしっかりとまぶしたら出来上がり!!
 
>>>>次のページでは出来たての「オンデ・オンデ」を実食!!

2 / 3
1 2 3
  • haru●商社に勤務後、1997年に渡仏。フランス・パリRits Escoffierにて製菓のDiplomeを取得した後、Hotel Ritsにてスタージュ。1999年2月より13年間、東京駒沢の自宅にてEcole de patisserie chez haruを主宰。現在、シンガポールに場所を変えて活動中。新店mp立ち上げ、メニュー開発、レシピ提供をしている。
    http://www.mangosteen.com.sg/lesson/culture-cake/

SHARE THIS ARTICLES

前の記事へ特集一覧へ次の記事へ

ELLE PR STORIES

注目ブランドをもっと見る

CONNECT WITH ELLE

グルメ・メール(無料)

メールアドレスを入力してください

ご登録ありがとうございました。

ELLE CLUB

ようこそゲストさん

ELLE CLUB

ようこそゲストさん
ログアウト