特集 2014/4/11(金)
世界のおやつ from Paris/Mademoiselle A

スターパティシエのスイーツを手軽に楽しめる「ミシャラク・テイクアウェイ」が登場

3月の中旬は20℃を超える日もあり、日本よりもひと足にすっかり春めいてきたパリ。我が家の近くには5本ほどの小さな桜の木が植えられた小道があるのですが、その並木も開花を迎えてはや満開に。今回はお花見やピクニックの時にも利用できそうな、新しいパティスリー&スイーツを紹介します!

2013年9月、パリの10区にオープンした「ミシャラク・テイクアウェイ」は、市内の5ツ星ホテル「プラザ・アテネ」のレストランでシェフパティシエを務めるクリストフ・ミシャラク氏がプロデュース。同じフロア内には「ミシャラク・マスタークラス」というお菓子教室も併設しており、子供クラスから大人まで、また月に1度はミシャラク氏自身が先生となってパティスリー作りを学ぶ授業もあるユニークなスペース。

フレッシュなケーキや瓶詰めジャム、チョコレートなどを販売する「テイクアウェイ」は通り沿いに入り口があり外観&内観ともにロフト風の現代的な雰囲気。プラザ・アテネはミシュランで3ツ星を保持する高級レストランでもあるので、そうしたイメージを抱いて行くと見事に裏切られることになります。まだ若手のミシャラク氏は数年前にはお菓子のワールドカップ、クープ・デュ・モンドでフランスチームを率いて見事優勝を収めたこともある、まさにスターパティシエ。TVなどメディアへの露出も多いのですが、こうしたが人気の秘密は実力だけでなく明るく人なつこい性格にもある模様。このお店はまさに彼の飾らない人柄が出ているかのように、カジュアルかつポップなスイーツが特徴なのです。

私がお目当てにしていったのは、透明なボトルに詰められた日替わりのスイーツ「コズミック」(6.5ユーロ)。フルーツやナッツ、乳製品などとスポンジやビスキュイを組み合わせてぱっと見た感じはトライフルのよう? 種類は常時5~6種あり、食感を失わないように少量ずつ作られているそうです。

この日選んだのは柑橘類×酸味のあるフルーツクリーム、カシスとマロングラッセ、パッションフルーツとマンゴー×ナッツという3種類だったのですが、キャ ラメリゼしたナッツや、サクサク感の残るサブレ生地、酸味を強く効かせたソースやクリームのお陰で最後まで飽きることなく、友人とぺろりと完食。もっと暖 かくなったら運河沿いのピクニックのお供に! と思える美味しさでした。

  • Michalak Takeaway(ミシャラク・テイクアウェイ)
     
    60, rue du Faubourg Poissonière 75010 Paris France
    tel. 33+1 42 46 10 45
    営業時間/13:00~19:00
    定休日/日曜・月曜
    http://michalakmasterclass.com/

  • Mademoiselle A●女性誌の編集に携わったのち、2003年に出版社を退社、渡仏。パリをベースに食やビューティー、インテリアなど雑誌や書籍のコーディネイト&執筆を手がける。美味しいおやつとコーヒーをそばに、編み物に没頭するのが至福の時間。

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