世界の街から届いた、フェスティブシーズンのご当地スイーツ
2015/12/19(土)
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世界のおやつ from Hawaii/hitomi

ハワイで創業100年、ロコに愛される「CHICHI DANGO」で新年のお祝い

ハワイは、全米の中でもっともアジア系人口の比率が高い州で、白人系の人口を上回っています。なかでも日系人は、フィリピン系に次ぐ人口の多さでハワイアン系の約2倍。そんな多民族社会のハワイでは、さまざまな国の食文化をルーツとするハワイアンフードがロコに愛されています。ハワイの代表的な食べ物として今では知らない人がいないほど有名になった「ロコモコ」は、日系人によって発案されたと言われているなど、日本の食文化の影響を受けた食べ物は数多くあり、「MUSUBI」や「BENTO」、「FURIKAKE」など日本語がそのまま使われているものもたくさん! カリヒにある「NISSHODO」の「CHICHI DANGO」もそのひとつ。オーナーのMICHELさんは、日本語は話せなくても心は日本人。やさしさが滲み出る日系3世で、1921年に、日本の和菓子屋で修行をした祖父が広島から移民して来た際にTasaka氏と一緒に始められたという店だ、倉庫街にあり、一見お店とは分かりにくい外観でも、ハワイではロコにとても人気のある和菓子屋。取材をしている間にも、何組もの客が「MOCHI」を買いに足を運び、その人気ぶりがうかがえる。
そんなロコ愛用のこの店で一番人気の商品が、紅白の「CHICHI DANGO」。クリスマスや正月、そしてひな祭りの時期には手土産需要が高まり、いつも以上に人気度アップ。牛乳をベースにしたオリジナルレシピの「CHICHI DANGO」は、ほんのり甘くシンプルで、ホッとする味わい。クシュっとひねっただけの包装もハワイらしくて、1パウンド(454g)約20個入って7ドルというリーズナブルな値段もうれしい。ハワイのロコたちが、紅白の「CHICHI DNAGO」で新年を祝う光景は、なんだかうれしい気分に。
こちらの店では、ほかにもたくさんの種類の「MOCHI」が販売されているが、なかでもぜひ試していただきたいのが「ピーナッツバターMOCHI」。このペアリング、実は絶妙なコンビネーションで、やみつきになる一品。本店以外でも、「ドンキ・ホーテ」や「ロングスドラッグス」でも購入可能。毎日作り立てのフレッシュなMOCHIを配達されているそう。4~5日は日持ちがして、冷凍保存も可能なので手土産にぴったりなのも納得。ちなみに、老舗和菓子屋「FUJIYA」の「CHICHI DANGO」も有名で、アラモアナショッピングセンターの「SHIROKIYA」でも購入できるので、年末年始にハワイにお越しの際は、ぜひ食べ比べてみてはいかが?

  • NISSHODO
    1095 Dillingham  Blvd. Honolulu HI 96817
    tel. +1-808-847-1244
    営業時間/7:00~16:00 土曜~15:00
    定休日/日曜
    http://nisshodomochicandy.com/

  • hitomi●料理とお菓子作りが大好きな主婦として300食以上のレシピを独学で作る。大阪のギャラリー&カフェで手作りケーキを販売後、2005年ハワイに移住。ブログに掲載していた料理やケーキが評判となり、自宅での料理教室とケーキ販売を開始。とにかく食べることが大好きで、ハワイのおいしいものを日々発掘中。
    「ハワイで暮らすhitomiのブログ」  http://ameblo.jp/hitomi0429

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