白米と玄米ってどっちがいいの?
外食でヘルシーなチョイスとして玄米を選べるケースが増えてきているけれど、玄米には栄養の吸収を妨げる成分が含まれているという説も。そこで、玄米って本当にヘルシーなの?という疑問に迫ってみた。
水に浸ければフィチン酸塩は減る?
穀物や豆類を水に浸けると、フィチン酸塩を減らせるという説がある。ところが玄米の場合、「フィターゼ」というフィチン酸塩を加水分解する酵素が少ないために、この方法は効果がないらしい。
結論は?
重要なのは食品を単純に「良い」か「悪い」かに分類できないってこと。白米も玄米もデメリットがあるものの、適量であればバランスの取れた食事をするのに最適な主食であることは間違いない。基本的には玄米がおすすめだけど、フィチン酸塩のことを考慮してビタミンやミネラルが豊富な食品(特に果物や野菜)を積極的に食べるようにするといいかも。白米を食べるときは、良質なタンパク質や脂肪を合わせると、血糖値の急上昇を防ぐことができてよりヘルシーに。サーモンとアボカドの寿司なら間違いない!
original text : Naomi Mead translation : Rubicon Solutions, Inc cooperation : Yuko Ehara photo : Getty Images
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※この記事は、海外のサイトで掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。